シロハラコカゲロウってこんな感じ?

oko

2013年01月31日 00:30

数年前の3月、蒲田川釣行でのワンシーン・・
・・ライズなしハッチなし、渓魚の反応は激シブで釣れないし、寒くて時折吹雪くしで散々な釣行ですっかりメゲているワタシ(泣)。あきらめの境地でクリーム色のフライを投げやりな気分でキャスト・・。
すると・・いつの間にやら気がつけば水面に、ハッチしながら流下する水棲昆虫が多数出現し始めている・・
「あれが、シロハラってやつか・・?」

・・直後にあっさりとヤマメが釣れて、辛うじてその日のボウズをなんとか回避・・(苦笑)。
釣り仲間の話や雑誌の記事などで「蒲田ではシロハラが効く」ってことを知ってはいましたが、いざ自分で体験してみると印象に残りましたね。

こちら北信州では春の訪れが遅く、5月のゴールデンウィークを過ぎたってまだ本格化しない渓が多いのです。そしていざ渓魚たちが目覚めると・・ユスリカからコカゲロウ、カディスだストーンフライだが一気に湧き上がる。そしてネイティブ渓魚たちが狂ったように捕食を開始して・・。
だから、ワタシ的にはある特定種の水棲昆虫にこだわったフライよりも、おおまかなフライパターンで釣行を通してしまうことが多いのです。
でもシロハラにはやはり思い入れがあるので、早春には必ずタイイングしちゃうんですよね~。



ハックルをけっこう厚めに4ターン巻いた釣り上がり用 #16シロハラコカゲロウパラシュート

フック : MARUTO c47 #16~18
ウィング : TMCエアロドライウィング/タン
ボディー : ストリップドグースクイル/ホワイト
ソラックス: フライライト/ペールモーニングダン
ハックル :  シルバーバジャー
テイル : エルクホック

早期から豊富な水棲昆虫が見られる河川は魅力的です。蒲田川にはまだ数回しか行ったことがないし、納得する釣りを経験できたことなど少ないワタシですが、チャンスがあれば今シーズンもぜひとも挑んでみたいですね。
そんな思いを馳せながらシロハラコカゲロウをタイイング。CDCダンやスパークルダンもいいですが、ハックルを密に巻いたバージョンとまばらに巻いたバージョンのパラダンを用意してみようかな。



私的シロハラコカゲロウパラシュートってこんなカンジの色調かな・・。これもまた春を待つフライ。コツコツとタイイングしフライボックスにストックして、渓流シーズンの開幕を待ちわびるワタシなのでした・・(^_^;)


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