11年目のCDCダン

oko

2017年04月03日 22:29

気が付けば、早いものでこのブログを開設して11年目に突入です。
数々の渓魚と戯れリリースして、何人かのフライフィッシャーと出会い釣りを語り合った。
たくさんの渓谷で自然の大きさを体感し、釣行のお供をさせていただいたFFマンたちから技術と精神を学んだ。
何千、何万本かのフライを巻き、タイイングの奥深さを知った。
身体的に歳をとったのは間違いないけど、想像していたより老いていないような気もする。
10年という歳月が流れ、自分の何かが変化したような気もするし、良くも悪くもなんら変わり映えもしないような気もする。

ふと自分の過去10年間のブログ記事を読み返し、懐かしさが胸に沁みる記事に出会う。
釣行の記録だけでなく、様々な思い出が詰まったページに、なにやら込み上げるものがある・・
・・あれ?やっぱ歳したから、いくらか感傷的になってるじゃないのよ (^^ゞ

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CDCダンというフライを、いったい何本巻いたことだろうか。
ワタシがフライフィッシングを始めて間もない頃は、エルクヘアカディスとかパラシュートなどを巻いて渓に出撃したものです。
だけどそれらのフライが通用しないシーンに出くわし、戸惑い悩む・・20年以上も昔の話・・場所は東北岩手の猿ヶ石川水系マイナー河川のプール・・
たまたま雑誌の記事に紹介されていたCDCダンを、自己流でタイイングしフライボックスに忍ばせていました。その中のひとつをティペットに結びキャスト・・当時のワタシにとっては宝石のように美しく輝くようなヤマメが、迷うことなくフライにライズ・・今でも色鮮やかに目に浮かぶ思い出深いシーンのひとつです。

春の訪れが遅いこちら北信州。今頃の季節にようやく出番開始となるのが#16CDCダン。




フック : MARUTO d04 #18~14
ウィング : CDC(オリーブ、ナチュラルタンなど)
ボディー : ストリップドグースクイル
テール: エルクホック(ナチュラル)
ソラックス : フライライト

忙しい日常の合間に、フライをタイイングすると心が落ち着く。
「どんな渓魚が、このフライに飛び出してくれるのだろう?」
・・そんな妄想にふけりながら、窓辺のタイイングデスクから、まだまだ残雪が眩しく春の日差しに照らされている信州の山々を見上げています。

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部活に野球にクラブ活動に忙しくてなかなかスケジュールが合わない子供たちと、春休み最後のチャンスとばかりに映画館へ出撃。



子供たちみんなと揃って映画を観るのは本当に久しぶり。観そびれていた話題作に、しばし手元のドリンクを飲むのを忘れるほど見入ってしまいました。
たまにはこんなリラックスタイムもいいよね~♪

さてさて、これからも更新ペースはスローになるかもしれないけど、細々とブログアップを続ける予定です。
11年目のoko父さんの釣りバカっぷりに、お時間があればお付き合いくださいませ (^^♪


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