真夏のキャスティング矯正プログラム。

oko

2011年07月28日 02:13

真夏の渓流フライフィッシングはシビアですよね・・。渇水・水棲昆虫ハッチの減少・釣り人からのプレッシャー・・etc・・。
そんなこたぁわかっちゃいるけど・・「釣れないシーズン」でもついつい渓に足を向けてしまうのが釣りバカなのです(苦笑)。

釣れない季節はボサ下にねちっこくサイドキャスト攻撃だとか、忍者ストーキングでリーダーキャストのサイトフィッシングだとか、フライフィッシングらしからぬセコい戦法ばかりのワタシです。
するとキャスティングがとても雑になり、もともとへたっぴ~なキャスティングが、ますますボロボロに・・(汗)。いざ本命ポイントやライズを目の前にしても、痛恨キャスティングミスで自己嫌悪に陥り・・なパターンが多いです。

ということで、どうやら昨年のオフシーズン中にワタシが地道に行っていたキャスティング矯正プログラムの再開が必要なようですな(笑)。
・・そこで、毎度おなじみの(?)お散歩釣行60分一本勝負出撃・・いやいや、釣れる気もしないから「キャス練お散歩釣行出撃」といたしましょうか(笑)。

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とは言ってみても渓流シーズン真っ盛りです。まさか今さら青々した芝生の上でなんてフライロッドを振る気にもなりません(笑)。
「もしかしてオチビなヤマメちゃんでも釣れちゃうかも・・ウヒヒヒ・・。」
な~んてスケベ心を抱きながら、渓に佇みフライロッドを振るワタシがいます・・。

しか~し・・(汗)・・当然ながら激シブなコンディションです・・。極小サイズの渓魚たちがワタシのフライに襲いかかりますが、#16CDCカディスにすら食いつけないオチビさんなようです(苦笑)。
瀬にできたバブルレーンにフライが綺麗にターンオーバーして着水・・大きな沈み石の上をドリフトして通過・・ここで出るでしょう!・・ええぇぇ~っ?!無反応かよ・・(泣)。
ヤマメ好みの水面に何度も何度もフライをトレース・・でも出ないのかよぉ~(大泣)?!

ハッ?!いけねぇいけねぇ・・(苦笑)。キャス練のはずがついつい渓魚の反応を気にしてしまいます。
それでも時折フライに「チャプッ!」と渓魚が食いついてはきますがヒットには至らず・・ここぞのポイントでも魚影が水面直下でキラリと反転しますがノーヒット・・(泣)。
いよいよ4月以来久々に味わう「撃沈」かよ・・なムードが漂います。

反応がなければ釣り上がりペースも速いものです(苦笑)。たちまちにお散歩釣行区間を虚しく攻め終わります。
おお~っ・・さ、寂しいじゃねぇかよぉぉぉ・・(泣)。それでもまだ残り時間も少々あるので下流まで下り、同じ区間をもう一度ダメもとで探ってみれば・・
先ほど水面に小さな飛沫が上がった落ち込みで、波立つ水面に浮かぶフライがフッと吸い込まれた・・



最後の最後、タイムアップ寸前で顔を出してくれた可愛いイワナです ♪ 結局キャス練と言いながらも魚影を追ってしまった愚かなワタシでした(笑)。
釣れない夏が到来です。次回こそは「谷間で涼みながらキャスティング練習」で終わってしまいそうですが・・まぁそれでもいいか・・(笑)。
ワタシの「お散歩釣行」もいよいよ夏休みに突入かな・・(苦笑)。


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