先週の台風の影響で、渓のコンディションはどうなんだろう・・?
野暮用などのため出発時間が遅くなってしまいましたが、不安と期待が入り混じるようなキモチで、もしかしたらワタシにとってこれでシーズンラストとなるかもしれない釣行に出撃です ♪
夏にはあんなにもにぎやかだったセミや鳥の鳴き声がすっかり消え去った、秋が忍び寄る静寂の森を抜けて渓に到着。
さすがに流れにはかなり増水した痕跡がありますが、水量は落ち着いていていいカンジです。
釣りはじめた最初のポイントから、早々にヤマメらしき魚影がフライにライズしますがフッキングせず・・この時期の渓魚はやっぱナーバスだよね~^_^;
ちょっとした淵から可愛いイワナが飛び出し、ポツポツと渓魚たちがバンブーロッドを曲げてくれます。
同行していただいた
shimaさんがワイルドな顔つきの良いヤマメをヒット~♪
ところがランディングネットに収めてみると、ヤマメの魚体は無残なほどに傷ついていました。増水したときに岩などに打ち付けられて受けたダメージなのかな。それでもたくましく生き延びる渓魚たち・・自然環境の厳しさと生命の力強さいう真実を見せ付けられたようで感動しました。ガンバレ!お魚さんたち!
大岩の陰から流れを覗き込み、浮いていたイワナをサイトフィッシングで狙います。#16CDCカディスにゆっくりとしたモーションでの~んびりとライズ。
気持ちよくギャリソン201テーパーバンブーを曲げてくれたネイティブイワナです。
ポイント毎に釣れるイワナの体色や顔つき・プロポーションが変わり、同じ渓の魚とは思えないほど個体差が激しい・・面白いものですね。
コイツはヤマメのように尖がった口をした、鮮やかな朱斑点が印象的な魚体でした。
その後しばらくは反応が悪い区間になりましたが、岩がしっかりとした渓相になると再び魚影が戻ります。
サイズはイマイチですが、オレンジ色の腹部が綺麗なイワナや真っ黒い体色のイワナなどが釣れてきます。
いかにもヤマメが好みそうなストレートの瀬。ど真ん中にフライがドリフトするも無反応?ちょっとレーンから外れた脇の浅瀬にキャストすると今度はヒット~!
トリッキーなローリングファイトで交わそうとする・・ヤマメかな?
秋色の婚姻色に染まり始めたヤマメさま。恋の季節のはじまりだね。た~くさんの子孫たちを残してください!
その後はちょっと期待したいポイントがいくつか現れたのですが、どういうわけか魚影すら確認できずどこも不発が続き・・最後のポイントでshimaさんがロングキャストで綺麗な良型イワナを釣り上げて終了。
まだ新しい釣り人の足跡も残っていたので、前日に餌師が入って抜かれたかな?的ムードが満点・・台風・増水の影響よりも、根こそぎお持ち帰りされちゃうダメージのほうが、はるかに大きいよね・・(泣)。
そんなこんなで後半区間は不完全燃焼な思いも残り、ちょっと敗北感・・参りました~
・・来シーズンウデを磨いて出直しますので、またオジサンと遊んでちょ~だいね~!