ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2011年11月27日

穏やかな初冬。

初冬の穏やかな日、あれこれあって半月遅れとなったオチビの七五三に出撃しました。
午前中は地元の神社に参拝。続けて善光寺にも出かけました。
子供たちは遠足などで度々訪れてはいますが、ワタシにとっては3年ぶりの善光寺です。



何だかんだ言ったって、趣ある寺院の風情はいいものです。すれ違う観光客や御年配の方々に、ウチのオチビの晴れ姿を褒めていただくのも気分がいいものです(笑)。




善光寺周辺は、ワタシにとっても幼き頃の思い出の地です。
今ではその当時よりも観光地としてさらに整備されましたが、おみやげやさんで目を輝かせる子供の姿ってのは永遠ですね。
他愛もないオモチャやストラップ・キーホルダーを店先で吟味する・・子供たちには宝の山なんだろうなぁ・・。



「oko父さん、その歳でまだまだオチビちゃんの七五三っすか(汗)?!」
・・って言うツッコミはナシでお願いいたします・・(苦笑)。  


Posted by oko at 19:16Comments(9)oko のつぶやき

2011年11月19日

Mosaic Frame Tear Drop Landing Net #001

フライフィッシングのタックルは釣行のたびに傷むものですよね。ウェーディングシューズのソールは減るし、ベストやウェアー類は日焼けして何だか色褪せた感じだし、ロッドやリールには気がつけばたくさんの小キズが刻まれているし・・。
それもまた「使い込んだ道具の風格だ!」と、ひとりで勝手に思い込むのもワタシの主義なのですがね(笑)。

今年初めに手に入れた Mosaic Frame Tear Drop Landing Net #001 も渓流釣りシーズンを終えてみれば、けっこうそれなりの使用感が残されていますなぁ・・。
「粗雑に扱うつもりはないが、神経質になって馬鹿丁寧に使用するつもりもない」・・のがワタシのタックルとの付き合い方です。
釣り道具の傷のひとつひとつだって、ある意味釣行での思い出になることもありますからね・・ワタシの場合。



渓流オフシーズン期間を利用して、先日このランディングネットのビルダーであるshimaさんにリペア&再塗装を依頼しました。

全体的にはそれほど気になる塗装面のキズなどはないのですが、実は夏頃の釣行時に渓で転倒しそうになり、自分の膝でランディングネットを踏みつけるような格好になったことがありました。
「あちゃぁ~(泣)?!フレーム・・逝っちゃったかなぁ・・(激汗)??」
・・と思いきや、かなりの衝撃を与えてしまったはずなのに、なんと奇跡的に思えたほどにランディングネットは無事でした。完成度の高さは強度にもつながるのでしょうか?!
・・とは言ってもやはりフレーム外側には小さなひび割れが入っているようです・・うむむ、匠の技ならばこの程度のキズは直せるのだろうか・・。


↑ リペア前の状態 これでもじゅうぶん綺麗ですが ↑ 修繕してもらったフレームのキズ

そして数日後、再塗装が出来上がってワタシの手元に届いた銘木ランディングネット・・やっぱコイツがお気に入り。
しかもあちらこちらの箇所をリファイン&モディファイしてもらったようで、より洗練されたティアドロップ型のランディングネットに仕上がっていました!

まずはフレーム全体を極限まで薄くしてよりスタイリッシュに・・グリップのセンター部分を削り込んで、くびれたウエストを強調。
フレーム付け根部分のグリップをえぐり加工をして綺麗で色っぽいラインを表現・・。
その他にも削り込んだことにより新たな杢が浮かび上がったりして、素材の極上紅黒花梨の美しさがさらに映えました!




艶かしいほどの光沢を放つ塗装も完璧!グッとグラマーになったボディーシェイプがステキです。
そしてグリップの握り心地がこれまたバージョンアップ・・ワタシの手にますますしっくりくるデザインになりました。
またまたフィールドで使うのがもったいないほどの出来栄えですが、早く・・来シーズンも渓魚をランディングして記念写真を撮りたいです・・(笑)。  


2011年11月13日

蘇るあのナンバー。

コンサートホールでのピアノ発表会に娘が出演。ちょっぴり緊張した面持ちで鍵盤に向かう。
彼女自身が楽しんでレッスンを受けてきた成果が披露され、ビデオやデジカメのレンズを向ける親バカoko父さんもやや緊張か・・(笑)。



楽譜も読めない、ピアノなんて「どこがド・レ・ミなの??」な情けないoko父さんとしては(苦笑)、ウチの娘よりもず~っと幼い子だって上手にピアノを弾いているのを尊敬してしまいます。
習い事が身につくって羨ましいな・・オヤジ化したワタシなんて、何を教わっても3秒で忘れちゃいますが・・(苦笑)。



ピアノ名曲からアレンジされたポップスやアニメソングなど、ほかの出演者からも様々な曲が演奏されました。普段から何気なく耳にしているような楽曲でも、ピアノでの生演奏で聞くとなかなか良いものですね。

***********************************************

最新たまたま東京チャンネルのFMラジオ局を長野県の自宅でもキャッチできたりして、にわかにデスクのチープな卓上ラジオが大活躍。
音質の悪いスピーカーからふと聞こえてきた懐かしのRocks&Popsに、思わず聞き入ってしまうこと度々。
一瞬にしてそれぞれの曲にまつわる昔々の思い出のシーンが想い起こされる・・やっぱラジオから流れるナンバーっていいね ♪
そういえば先週の東京~横浜遠征時にカーオーディオからふと流れてきて、とてもワタシの心に響いた曲があったな・・。

忌野清志郎 - Oh! RADIO ・・あの頃が まんま蘇るあのナンバーです。



・・妙に懐かしさを感じた都会のムードやら、わが家の老犬との静かなる別れやら・・。
そして初冬の到来とともに景色がモノトーンに変化してゆく信州の片田舎の、のどかだけどどこか物悲しい季節感・・。
・・近ごろ何だか感傷的になっているワタシのキモチの色彩のようなものと、切なくて甘酸っぱいメロディーと歌声のこの曲が、とてもマッチしていているようですね・・。

Oh! RADIO 聴かせておくれ あの頃が まんま蘇るあのナンバー ♪
Oh! RADIO 遠い空の向こう 届くかな あのひとの胸に ♪


ギター・ベース ・ ドラム・ハープを忌野清志郎自らが演奏した、彼の最後のナンバー・・。
いつでも耳から離れない、いつでも心に染み入る、ワタシの心を揺さぶるナンバー。

Oh!Yeah!ベイベー!・・サイコーだぜ!キヨシロー!!愛してま~す!  


Posted by oko at 23:06Comments(4)oko のつぶやき

2011年11月09日

老犬の安らかなる眠り・・。

わが家の老犬ロコ(メス15歳)が老衰で息を取った・・。
ワタシのお散歩のパートナーとして毎日歩き続け、いつでも子供たちと優しく遊んでくれて、ご近所の愛犬家にも可愛がってもらった生涯でした・・。


               ↑ 2009年夏 カヤノ平キャンプ場にて

老犬ながらに残暑を乗り越えたものの、晩秋の訪れの頃に体力の衰えが見受けられ、初冬の物悲しき風とともに静かなる眠りについた・・。

・・今では若き頃にロコのお転婆に悩まされていた、昔々の思い出が懐かしい・・。




               ↓ 家内の釣行の御伴に・・1998年


おやすみなさいロコ・・。
安らかなる眠りの中、緑豊かなフィールドを駆け回る夢をいつまでも見つづけて下さい。


                 ↑ 2000年8月 野反湖にて  


Posted by oko at 21:38oko のつぶやき

2011年11月08日

基本のアダムスパラシュート。

アダムスというフライには不思議な生命感が宿る・・と思うワタシです。
実際にはこんな、グレーボディーでブラウンとグリズリーのまだら模様の羽なり手足なりを持つ水棲昆虫などいないと思いますが、巻いてみるとやはりどこか虫らしく仕上がりますね。

シーズン中の渓では、スタンダード・アダムスそっくりの水棲昆虫が、キラキラと輝く透明な水面を流下するのを目撃しました。
その曖昧な色調・シルエットは、時にはある状態のメイフライなどをとても上手く表現しているんだな・・と感心した覚えがあります。



秋の夜長に巻いたのはパラシュートタイプのアダムス。過去にアダムスのタイイングに苦戦したワタシが行き着いたのは、オリジナルとは少々マテリアルのレシピが違うアダムス。
だけれどもやはり、巻けば巻くほどにアダムスが持つ潜在能力を思い知る・・基本中のキホン的なフライなんだなぁ・・と。

古典的なフライってのは永遠にトラウトたちを魅了する実力があるんだろうな。時々巻いてみると、タイイングの楽しさとベーシックな技術をあらためて教えてもらえますね



ウィングポストの取り付け位置バランスやハックルサイズの選択・・スレッドに縒り付けるダビング材の程よいボリューム感で、ボディーシルエット&プロポーションをよりセクシーに仕上げる術・・etc。
パラシュートフライの基本的なタイイングエッセンスが凝縮された、パイロットフライの傑作のひとつなのですね。

フック : MARUTO d04 #10~18
ポスト : エアロドライウィング(タン)
ボディー : 各種ダビング(アダムスグレー)
ハックル: ブラウン&グリズリー
テール: コック・デ・レオン

***********************************************

休日にいくつかの高速道路を経由して、信州から東京・横浜方面にクルージング。可愛い赤ちゃんのお宅に家族で日帰り突撃訪問!
・・が、到着するとウチのオチビの七五三祝いのケーキが用意されていて嬉しい逆サプライズ!



赤ん坊と比較してみれば、わが家のちびっ子たちも、気が付けばそれぞれがそれなりのお兄ちゃんお姉ちゃんに成長したってものです。
子供たちは御馳走をたらふくいただいて、た~くさん遊んで満喫、帰り道には車内で早々に撃沈・・zzz・・無邪気な姿を微笑ましく思う親バカoko夫妻であった(笑)。

そして夜の首都高でカーオーディオが奏でる懐メロROCK&POPSに耳を傾けながら、高層ビル群を縫うように疾走する情景を何だか懐かしく感じる。
妙に感傷的な気分になってしまったのは、ワタシもずいぶんと年齢を重ねたという証なのだろうか(苦笑)。
「近所で熊出没!」な~んて超ローカルな日常で生活していると、時々は人が溢れるような大都会のムードや刺激を味わうのも悪くはないな、と思うoko夫妻であった・・(笑)。