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2017年06月19日

麗しのイワナ目覚める

麗しのネイティブイワナが棲む、MarioさんのHRに出撃!
今年は渓のコンディションが、例年よりひと月近く遅れている感じだ・・とのMarioさん情報。
確かに途中見かけた白樺などの樹木は、やっと芽吹きを完了したって感じで色彩は淡い。
ウェーダーを通して感じる水温は冷たく感じるし・・いったいどうだろう?

・・な~んて心配することもなく、釣り始めて早々にMarioさんに渓魚の手応えが!
ワタシも負けずに、セコい小場所からイワナをヒット~(^^ゞ
「この調子だと、今日はけっこうイケるんじゃないですか~♪」
・・釣りバカふたりがニヤケ顔を見合わせながら釣り上がり(笑)、良い雰囲気のプールに到着。
流れの左右二手に分かれてフライをキャストすれば・・
・・お互いに時間の経過を忘れるような、連続ヒットの嵐となりました~♪



                     ↑ Marioさんのヒットシーン

予想していたよりも早い時間帯から、渓魚の活性は上がっているようです。次々とイワナがフライに反応してくるので、なかなかこのプールから移動できません(苦笑)。
程よいうす曇りの空の下、釣りバカふたりがウハウハと浮かれてロッドを振ります(笑)。
サイズが小さめのイワナには、まだ真っ黒に錆びた個体もいるのですが、サイズが良いヤツはこの渓らしい鮮やかな色彩で身体を飾っています。綺麗なイワナだ。

さらに上流へ進むと開けてさほど水深のない、浅いチャラ瀬の渓相になりました。
「この区間はあまり期待できないかな?飛ばし気味に上流へ進みますか?」
・・とMarioさんへ声をかけた直後に、サイトで良型の魚影を発見!
「や、やっぱりマジメに釣りましょう(苦笑)。」
すると見逃してしまいそうな小さなポイントからも、次々とイワナが飛び出して・・




9寸ほどの麗しきイワナがフライにライズ!バンブーロッドを存分に曲げて楽しませてくれました!いいぞ!いいぞ~!
その後も典型的なイワナポイントを狙えばもちろん、水深が20㎝あるかどうかの超シャローからも良型が飛び出してびっくり。
怪しげな反転流からアベレージサイズがヒット・・う~ん、これで終わるとは思えない・・もう一尾もっとデカいサイズが居るはず!
そう確信してフライをキャストすると、大岩のエグレギリギリから、これまた9寸前後のイワナが#14CDCカディスに食いつきました。




その上流のプールでも勢いは止まらず、やはり同じくらいの良型が倒木陰からヒットして始まり、一歩一歩上流へ進みキャストすると、次から次へとイワナがフライにライズします。
濡れたフライを乾燥させるのに忙しく、デジカメ記念写真を撮る余裕もない連続ヒット~♪
今シーズンは季節の進行が遅れていたけど、ようやく麗しの渓のイワナもお目覚めしたんですね~!




Marioさんも良型をキャッチして、どうやらメモリアルな釣果も達成できたご様子です♪
ワタシもおそらく、軽くトリプルは釣ったでしょうか (^^)v
そして夕暮れにはイブニングライズに期待・・ところがどういうわけか不発に終わり・・あれれ??
それでも薄暗くなり、フライが見え辛くなるまでキャストを繰り返しポツポツとイワナをヒット。
いい大人が、子供みたいに無邪気に遊びすぎちゃいました(笑)。

そんなこんなの「父の日釣行」でした。
Marioさん、楽しかったですね~♪また行きましょう!

  


2017年06月13日

無垢な渓で尺リベンジ

雲ひとつない爽やかな青空の下向かったのは、10年前takaoさんから初めて釣行のお誘いをいただいた時に出撃した美しき渓谷。
あのときの釣行では、皆が良型をヒットしてるのにワタシひとりだけ「ボ」だったっけ・・(^^;
ふたたびtakaoさんとご一緒させていただき、険しい流れへ挑む。10年前のリベンジを果たさねば!

熊の糞や痕跡がある藪の中を彷徨い、深い谷底に降下して、へつりや高巻きで2回のプチ滑落をやらかしながら(冷汗)、渓の水辺に立ちバンブーロッドを振ると・・
無邪気なネイティブイワナがフライを銜える・・釣り開始3分でボウズ回避の目標達成 (^^)v
takaoさんも次々とイワナをヒット!しなやかなフライロッドを操る姿にはいつも憧れます。

ところが何尾かイワナを釣ったんだけど、み~んな元気すぎてデジカメ撮影前に逃走?!なかなか写真が撮れなくて、「このままじゃブログ的ボウズ」になってしまう?!・・と焦るワタシ(笑)。
そしてようやく記念撮影に応じてくれたのは、幅広で筋肉質な重量感のあるイワナでした!



気温水温も上がって水棲昆虫のハッチも盛んになり、ライズも目撃できるようになったのでtakaoさんが狙い撃ち!
続いてワタシもライズハンティング!良い時間帯が訪れたようですね~♪


                   takaoさんの華麗なロッドワーク ↑

渓魚の活性も高まってきたようで、落ち込み、反転流、大岩際のエグレ、緩い流速の瀬、プール、
「イワナ狙いの典型的ポイント」からは必ずと言っていいほど反応があり、ふたりのフライロッドを気持ちよく曲げてくれます。


                 ↑ okoオジサン のへなちょこ釣り上がり

「スレていない純真無垢なイワナって、こんなにも穏やかにフライへライズするんだね。」
思わずふたりで感心してしまうほど、無邪気に釣れてくれるシーンを満喫しました。



フライが目の前を通り過ぎても、ず~っと下流まで追って食ってくるイワナがいたり、止水に近いようなスローな水面の廊下からもロングキャスト一発でヒットしたり。
#14CDCメイフライダン・スピナーを、飛沫ひとつ上げず吸い込んだのは、9寸超えのマッチョなイワナでした!



水深があるポイントで、ギュンギュンとギャリソンテーパーのバンブーロッドを曲げてくれました。
その後も「ここぞ!」のポイントからイワナが次々と飛び出す。いずれもゆったりと浮上して、ゆっくりとフライを銜えてくれます。

最終ポイントとなる長い淵。やはりここも流速がかなりスロー。すると「モワッ」としたライズリングが広がる・・ありゃ良いサイズかもね~♪
takaoさんがワタシにそのポイントを譲ってくださったので、ロングキャストで狙う・・あれ?ライズが数メートル上流に移動した・・もう一度キャスト・・また上流で静かなライズ・・。
イワナの移動を予測してさらに上流へキャスト・・着水してドリフトするフライが、水面でフッと消えるように吸い込まれた・・ヒット~!

強烈な引きで水底に潜るイワナ・・こりゃ良型の予感!淵を縦横無尽に重々しく泳ぎ、何度も大きな底石の中に逃げ込もうと抵抗します!
慎重なやり取りでランディングネットに魚体を促す・・
「おっ?!泣き尺くらいありそうですよ!メチャクチャ嬉しい~♪」




ちょっとスリムな体型だけど・・あれ?けっこう体長はあるな・・一応メジャーで計測してみるか・・
くねる身体をまっすぐにしてみれば・・おや?30.5cm??
やった~!尺イワナです!・・細いけど・・(^^ゞ
ラストポイントで、まさかの尺で飾れたリベンジ釣行!
体力回復途中なのかまだ痩せていた魚体でしたが、それもこの過酷な自然環境と険しい渓谷の流れの中を生き延びてきたと言う証なのでしょう。出会えてよかった。

この釣行でまた、渓流フライフィッシングの面白さと難しさ、美しき自然と戯れそこに棲む逞しいネイティブ渓魚を追い求めることの奥深さを知った。
takaoさん、お疲れさまでした!久々にご一緒出来てメチャ楽しかったです!  


2017年06月06日

ちょっと早すぎたかな?

「そろそろコンディションはどうかな?」と思っていた渓に偵察釣行。例年だったら今月中旬頃から楽しめるはずなんだけど、今年は気温も低めだし、まだ早いかな?どうかな?

ジムニーを走らせて到着したのは午前10時過ぎ・・寝坊しすぎたか・・(^^;
腰ベルトに熊鈴を装着し藪こぎをして谷底へ降り、バンブーロッドにラインを通しながらポイントの流れを凝視する。
・・やはり、ちょっと早すぎたかな(汗)・・まだまだ水量が多くて、ドライフライで攻められるポイントは限られてしまいます。
手前の強い流れをまたいだ対岸の巻きに#14CDCカディスを何度も何度もキャストすると、ようやくネイティブイワナが浮上しました!



やはり狙い目は少しでも流れがスローになっている水面。岸際のくぼみの小さなポイントからサイトフィッシング3連続でイワナが飛び出したりもします。
だけど大場所ポイントはけっこうシビアで、流れが強くてフライを上手くドリフトできず、イワナも追い切れずに終わってしまうシーンも多々ありまして・・・・ワタシの修業が足りないよね(苦笑)。



大岩裏の緩流帯にフライを漂わせるとヒット~♪
この渓のイワナは、サイズ以上のスピードと強さで水中をキュンキュン疾走するような気がします。



そろそろ遅い昼食にでもしようか。ところがベストの背ポケットからおにぎりとペットボトルを出そうとすると、目の前のプールでライズが始まってしまった~♪
大型のメイフライが水面を流下、あちらこちらで派手なライズ!こりゃ昼メシどころじゃないぞ(笑)。
#14CDCメイフライ ダン・スピナーが良い働きをしてくれる。ハッチしているカゲロウに巧いことマッチしてくれたようです。
このプールだけで軽く10尾以上のイワナをキャッチ!バンブーロッドが気持ちよく弧を描きます。




そんなこんなでメシ抜きマッチ ザ ハッチ(笑)・・いかんいかん、このままではいつまでたっても上流へ進めないじゃないか・・(^^ゞ
観念しておにぎりを胃袋に押し込むように食らいつきますが、当然視線はライズに釘付け・・
・・まったくワタシは愚かな釣りバカです(笑)。

プールのライズに後ろ髪をひかれながらも食後に遡行を再開すると・・ん?真新しい足跡があるのは何故?渋いポイントからはイワナがヒットしますが、狙いやすいポイントは無反応・・あれれ??
・・と思ったらいつの間にか上流に4人グループの釣り人たちが ('_')
・・ワタシがプールで粘っている間に先を越されちゃったのね (*_*;

「いよいよここからが今日の本命区間だぜ!」と心浮かれていたワタシでしたが、まさかの展開にガクッときて川を降り脱渓。
ジムニーで移動して区間を変えて探ってみますが、ますます水量が多くなってきて遡行も困難となり、狙えるポイントもほとんどなく数尾のイワナをヒットするのみで夕刻になりました。

「もしかして先ほどウハウハライズで爆釣したプールなら、イブニングライズが始まってるかも~♪」とスケベ心を出してその場へ再び戻りましたが、ライズどころか渓魚の気配すらなく撃沈・・。
ここの渓のイワナちゃんたちは、ずいぶんと早寝なのね・・(^^;



最後はすっかり釣りバカ魂も冷めてしまいましたが、身体も冷え切ってしまったのでコーヒータイムで温まろうか。
もうちょいサイズアップを期待してましたが、まだあと一歩盛期のコンディションまで到達してないみたいだから、贅沢は言っちゃいけないよね・・そう自分に言い聞かせて渓を後にしました(苦笑)。  


2017年06月05日

チビヤマメすら釣れない・・

午後から時間が空いたから、お散歩釣行にでも行こう・・たとえオチビさんでもいいから、できればヤマメの姿が見たいな。
ジムニーを降りて準備していると、山ガール二人組が唄を歌いながら下山してきました。梅雨入り前の晴天だけど、今日は涼しいくらいの陽気だからトレッキングは最高に楽しかったろうね。

水辺に降りてしばらく釣り上がると、浅い瀬からヤマメがヒット~♪・・でもちっちゃいな・・あ?!バレちゃった・・(^^ゞ
その次は流れの肩にいるイワナをサイトフィッシング・・おっと?これもバラしちゃった・(^^;
次の瀬でもライズを発見してイワナを連続ヒット・・だけど連続バラし・・(-_-;)
オイオイ、これじゃぁいくらなんでもバラしすぎでしょ(笑)。
・・そんなこんなでようやくヤマメをヒット&キャッチ・・今日はもうこの先怪しいから(苦笑)、オチビだけど一応記念写真を撮っておこうか(汗)。



初夏の青空と太陽の輝きに照らされた渓で、イワナをライズハンティング。本音はもちろんもうちょっとサイズアップを期待したんだけど、現実はそう甘くはないよね・・(^_^.)



木漏れ日に浮かび上がる水棲昆虫の乱舞が、なんだか幻想的で美しいな。開けた流れの清々しさもここちよい。
狙いはヤマメだったけど、ちゃんと釣れるのはイワナばかり。ヤマメたちはけっこうシビアで、ドラグを嫌がりフッキングが浅いのかな?
ワタシの技量不足です。スミマセン m(__)m



その後も、イワナはそこそこ釣れるのだけど、ヤマメには相変わらず見切られたりバラしたり。
最後のポイントもパシッ!とフライを弾かれてチビヤマメすら釣れない(大汗)。

なんだか敗北感たっぷりの、お散歩釣行でしたとさ ^^;