2011年07月28日
真夏のキャスティング矯正プログラム。
真夏の渓流フライフィッシングはシビアですよね・・。渇水・水棲昆虫ハッチの減少・釣り人からのプレッシャー・・etc・・。
そんなこたぁわかっちゃいるけど・・「釣れないシーズン」でもついつい渓に足を向けてしまうのが釣りバカなのです(苦笑)。
釣れない季節はボサ下にねちっこくサイドキャスト攻撃だとか、忍者ストーキングでリーダーキャストのサイトフィッシングだとか、フライフィッシングらしからぬセコい戦法ばかりのワタシです。
するとキャスティングがとても雑になり、もともとへたっぴ~なキャスティングが、ますますボロボロに・・(汗)。いざ本命ポイントやライズを目の前にしても、痛恨キャスティングミスで自己嫌悪に陥り・・なパターンが多いです。
ということで、どうやら昨年のオフシーズン中にワタシが地道に行っていたキャスティング矯正プログラムの再開が必要なようですな(笑)。
・・そこで、毎度おなじみの(?)お散歩釣行60分一本勝負出撃・・いやいや、釣れる気もしないから「キャス練お散歩釣行出撃」といたしましょうか(笑)。
***********************************************
とは言ってみても渓流シーズン真っ盛りです。まさか今さら青々した芝生の上でなんてフライロッドを振る気にもなりません(笑)。
「もしかしてオチビなヤマメちゃんでも釣れちゃうかも・・ウヒヒヒ・・。」
な~んてスケベ心を抱きながら、渓に佇みフライロッドを振るワタシがいます・・。
しか~し・・(汗)・・当然ながら激シブなコンディションです・・。極小サイズの渓魚たちがワタシのフライに襲いかかりますが、#16CDCカディスにすら食いつけないオチビさんなようです(苦笑)。
瀬にできたバブルレーンにフライが綺麗にターンオーバーして着水・・大きな沈み石の上をドリフトして通過・・ここで出るでしょう!・・ええぇぇ~っ?!無反応かよ・・(泣)。
ヤマメ好みの水面に何度も何度もフライをトレース・・でも出ないのかよぉ~(大泣)?!
ハッ?!いけねぇいけねぇ・・(苦笑)。キャス練のはずがついつい渓魚の反応を気にしてしまいます。
それでも時折フライに「チャプッ!」と渓魚が食いついてはきますがヒットには至らず・・ここぞのポイントでも魚影が水面直下でキラリと反転しますがノーヒット・・(泣)。
いよいよ4月以来久々に味わう「撃沈」かよ・・なムードが漂います。
反応がなければ釣り上がりペースも速いものです(苦笑)。たちまちにお散歩釣行区間を虚しく攻め終わります。
おお~っ・・さ、寂しいじゃねぇかよぉぉぉ・・(泣)。それでもまだ残り時間も少々あるので下流まで下り、同じ区間をもう一度ダメもとで探ってみれば・・
先ほど水面に小さな飛沫が上がった落ち込みで、波立つ水面に浮かぶフライがフッと吸い込まれた・・

最後の最後、タイムアップ寸前で顔を出してくれた可愛いイワナです ♪ 結局キャス練と言いながらも魚影を追ってしまった愚かなワタシでした(笑)。
釣れない夏が到来です。次回こそは「谷間で涼みながらキャスティング練習」で終わってしまいそうですが・・まぁそれでもいいか・・(笑)。
ワタシの「お散歩釣行」もいよいよ夏休みに突入かな・・(苦笑)。
そんなこたぁわかっちゃいるけど・・「釣れないシーズン」でもついつい渓に足を向けてしまうのが釣りバカなのです(苦笑)。
釣れない季節はボサ下にねちっこくサイドキャスト攻撃だとか、忍者ストーキングでリーダーキャストのサイトフィッシングだとか、フライフィッシングらしからぬセコい戦法ばかりのワタシです。
するとキャスティングがとても雑になり、もともとへたっぴ~なキャスティングが、ますますボロボロに・・(汗)。いざ本命ポイントやライズを目の前にしても、痛恨キャスティングミスで自己嫌悪に陥り・・なパターンが多いです。
ということで、どうやら昨年のオフシーズン中にワタシが地道に行っていたキャスティング矯正プログラムの再開が必要なようですな(笑)。
・・そこで、毎度おなじみの(?)お散歩釣行60分一本勝負出撃・・いやいや、釣れる気もしないから「キャス練お散歩釣行出撃」といたしましょうか(笑)。
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とは言ってみても渓流シーズン真っ盛りです。まさか今さら青々した芝生の上でなんてフライロッドを振る気にもなりません(笑)。
「もしかしてオチビなヤマメちゃんでも釣れちゃうかも・・ウヒヒヒ・・。」
な~んてスケベ心を抱きながら、渓に佇みフライロッドを振るワタシがいます・・。
しか~し・・(汗)・・当然ながら激シブなコンディションです・・。極小サイズの渓魚たちがワタシのフライに襲いかかりますが、#16CDCカディスにすら食いつけないオチビさんなようです(苦笑)。
瀬にできたバブルレーンにフライが綺麗にターンオーバーして着水・・大きな沈み石の上をドリフトして通過・・ここで出るでしょう!・・ええぇぇ~っ?!無反応かよ・・(泣)。
ヤマメ好みの水面に何度も何度もフライをトレース・・でも出ないのかよぉ~(大泣)?!
ハッ?!いけねぇいけねぇ・・(苦笑)。キャス練のはずがついつい渓魚の反応を気にしてしまいます。
それでも時折フライに「チャプッ!」と渓魚が食いついてはきますがヒットには至らず・・ここぞのポイントでも魚影が水面直下でキラリと反転しますがノーヒット・・(泣)。
いよいよ4月以来久々に味わう「撃沈」かよ・・なムードが漂います。
反応がなければ釣り上がりペースも速いものです(苦笑)。たちまちにお散歩釣行区間を虚しく攻め終わります。
おお~っ・・さ、寂しいじゃねぇかよぉぉぉ・・(泣)。それでもまだ残り時間も少々あるので下流まで下り、同じ区間をもう一度ダメもとで探ってみれば・・
先ほど水面に小さな飛沫が上がった落ち込みで、波立つ水面に浮かぶフライがフッと吸い込まれた・・

最後の最後、タイムアップ寸前で顔を出してくれた可愛いイワナです ♪ 結局キャス練と言いながらも魚影を追ってしまった愚かなワタシでした(笑)。
釣れない夏が到来です。次回こそは「谷間で涼みながらキャスティング練習」で終わってしまいそうですが・・まぁそれでもいいか・・(笑)。
ワタシの「お散歩釣行」もいよいよ夏休みに突入かな・・(苦笑)。
2011年07月23日
可憐ヤマメとオチビなイワナ。
どうやら先行者もアリで、なにやら撃沈ムードが漂う渓・・(汗)。
水面のフライを追って浮上するも、凝視したまま口を開かないスプーキーなイワナにフラれ・・ライズを繰り返すヤマメに向かってキャストしたフライは、静かに着水しただけでもサササーッと魚影を散らしてしまう・・(泣)。
おおおぉぉぉ・・釣れない夏モード全開だなぁぁぁあああ・・。やがて熊鈴をチリンチリンと鳴らして餌師がひとり降りてきました。
頭を切り替えて、浅い瀬をキャス練気分でフライを流す。いつもなにかしら渓魚の反応がある沈み岩の上を流れるフライにも無反応・・まぁしかたないか・・。
波立つ瀬の水面を探るとようやくヤマメが#14CDCカディスに食いついた!7寸ほどのオチビなようですが、油断してたらけっこうロッドを気持ちよく曲げてくれます。

水中を疾走してキラキラと鱗が輝く魚体をランディングネットに収めます。サイズのわりに強かったなぁと思ったら、やはり幅広でプクプクに太ってる可憐なヤマメちゃんでした。
盛期にたらふく餌を食べたのでしょう。この夏を過ぎればもっとグラマーちゃんに成長するかもね~ ♪
次の落ち込みは期待したものの、やはり良型はお留守だったようで釣れたのはとてもオチビなイワナくんでした。
それでもいっちょ前にデジカメのレンズを向けると、まるでポーズを取るかのようにおとなしくしてくれました(笑)。


瀬尻の浅くて小さなスポットから小さなヤマメが飛び出す。その上流もやはり本命ポイントは不発で、竿抜けポイントからイワナが反応してきました。
どうやら水流に動きがあり酸素が豊富な場所に潜む渓魚たちの活性は高いようです。なかなかヒットまでは持ち込めませんでしたが、もっと時間があれば何尾か仕留められたかな ←ホントかよ、オイ(笑)。
***********************************************
我が家のオチビたちも、夏祭りやイベントで連日大賑わいです。他愛ない一つ一つの可憐なシーンが子供たちの思い出になります。


盆踊りやら金魚掬いやら花火やら・・笑顔でときめく子供たちのデジカメ写真は、釣りバカなoko父さんをも存分に癒してくれますなぁ~(笑)。
水面のフライを追って浮上するも、凝視したまま口を開かないスプーキーなイワナにフラれ・・ライズを繰り返すヤマメに向かってキャストしたフライは、静かに着水しただけでもサササーッと魚影を散らしてしまう・・(泣)。
おおおぉぉぉ・・釣れない夏モード全開だなぁぁぁあああ・・。やがて熊鈴をチリンチリンと鳴らして餌師がひとり降りてきました。
頭を切り替えて、浅い瀬をキャス練気分でフライを流す。いつもなにかしら渓魚の反応がある沈み岩の上を流れるフライにも無反応・・まぁしかたないか・・。
波立つ瀬の水面を探るとようやくヤマメが#14CDCカディスに食いついた!7寸ほどのオチビなようですが、油断してたらけっこうロッドを気持ちよく曲げてくれます。

水中を疾走してキラキラと鱗が輝く魚体をランディングネットに収めます。サイズのわりに強かったなぁと思ったら、やはり幅広でプクプクに太ってる可憐なヤマメちゃんでした。
盛期にたらふく餌を食べたのでしょう。この夏を過ぎればもっとグラマーちゃんに成長するかもね~ ♪
次の落ち込みは期待したものの、やはり良型はお留守だったようで釣れたのはとてもオチビなイワナくんでした。
それでもいっちょ前にデジカメのレンズを向けると、まるでポーズを取るかのようにおとなしくしてくれました(笑)。


瀬尻の浅くて小さなスポットから小さなヤマメが飛び出す。その上流もやはり本命ポイントは不発で、竿抜けポイントからイワナが反応してきました。
どうやら水流に動きがあり酸素が豊富な場所に潜む渓魚たちの活性は高いようです。なかなかヒットまでは持ち込めませんでしたが、もっと時間があれば何尾か仕留められたかな ←ホントかよ、オイ(笑)。
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我が家のオチビたちも、夏祭りやイベントで連日大賑わいです。他愛ない一つ一つの可憐なシーンが子供たちの思い出になります。


盆踊りやら金魚掬いやら花火やら・・笑顔でときめく子供たちのデジカメ写真は、釣りバカなoko父さんをも存分に癒してくれますなぁ~(笑)。
2011年07月19日
ジムニーでタンデム釣行。
以前から釣行のお誘いをいただいていた、ジムニーを駆るフライフィッシャーMarioさんと念願のタンデム釣行です。
待ち合わせ場所でMarioさんのジムニーを発見。そして初対面で瞬時に朗らかな人柄を感じ取り、思わず握手を交わしました。
さぁ、ジムニー2台で山道を駆け上り、イワナたちが棲む渓を目指そうじゃないですか~ ♪

ウェーダーに着替えて準備している時も、ついつい釣りバカ談義に花が咲いてしまいますねぇ~(笑)。
谷に降りて水辺に出るとやや増水気味かな?それでも釣り開始早々に2連発でヒット!綺麗なネイティブイワナが顔を出してくれました。


↑ Marioさん
「渓に身を置くだけですでに充実感で満たされてますよ!」・・とおっしゃるMarioさん。わかりますよ~、嬉しくてたまらないそのキモチ!
ワタシにとっても久々の一日釣行です。木々の緑の深さや木漏れ日の輝き、澄み渡る青空を全身で味わいながら、スローな気分での釣り上がりです。

狙い通りのレーンから、ドンピシャで飛び出したイワナ。痛快なヒットシーン・・ギュンギュンと清冽な渓の流れの中でキラキラと輝きながらファイトしてくれます。
次に大岩のエグレを狙ってみれば・・ゆらりとイワナの姿が浮上して、焦らすかのようにゆっくりと、水面に浮かぶフライに食いつきました。



岩の合間のほんの小さなスポットや、気付かずにうっかりと跨いでしまいそうな巻き返しににフライを投入。すると意外なほどにイワナが飛び出してくれます。
「なんでこんな小さい場所にこんな良いイワナが居るの?!」と、思わずMarioさんと大笑い。
こんな釣りもイワナ狙いの面白さのひとつでもあります。本命ポイントをMarioさんに攻めてもらったあとに、ショボい小場所からイワナを引きずり出す・・これもまた楽しいものですね。




Marioさんもネイティブイワナと戯れて御満悦の御様子です。琥珀色~イエロー~オレンジのグラデーションで彩られたネイティブイワナをキャッチして、「綺麗だなぁ~!」と連呼して止まらないようですね(笑)。
片目を失って痛々しいイワナにも会いました。とは言っても元気いっぱいにファイトしてくれます!
ハンディキャップを背負いながらも逞しく生き延びる天然渓魚には、思わず心の底から尊敬の念を抱いてしまいます。

大場所の大淵。大きな反転流を二人で両岸から攻めてみるものの不発・・。サイドの泡溜まりからなんとかイワナを一尾出してみましたが、本命の巻きからは無反応・・(泣)。
休憩をはさんでこの淵を越えたけれど諦めきれずにワタシは再チャレンジ・・すると渦を巻く泡に漂う#14CDCカディスを、水底から豪快に猛ダッシュしてフライを咥えたイワナが、勢いあまって大きく身をさらけ出しジャンプ&ヒット!
イワナらしからぬド派手なヒットシーンでしたが、なかなかの良型でスローアクションのフライロッドをグイグイと曲げて楽しませてくれます。
やがて「雷が鳴り始めたかな?」・・と思ったとたんに大きな雨粒がボトボト落ちてきました。
一度脱渓して休憩。またまたしばし二人で釣りバカ談義です(笑)。
楽しい一日は時間が経つのもあっという間で、おしゃべりをしていると夕刻になってしましました。
今度はMarioさんがテンカラ師だった頃に、HRとして良く訪れたという渓を御案内していただき、またまた2台のジムニーが林道を走ります。
***********************************************


到着したのはフライロッドを伸び伸びと振れる、開けた渓の流れです。でも雨上がりで霧もやがかかりイワナの警戒心も薄れているのか、何の変哲もない浅い落ち込みから早々に3連発です ♪
しばらく遡行すると今度は分流して木の枝が流れを覆う渓相になりました。やはりボサ下とかいやらしいポイントからは、必ずと言っていいくらいにイワナが反応してきます。
「もしもこの流れに、ネイティブイワナがまだまだ健在だったら・・僕はまたかつてのように、この渓に通ってみようかと思っているんです・・。」
・・と、熱く語るMarioさんご自身も、実は十数年ぶりに訪れたと言うこの渓。そして無事に麗しのイワナに再会したMarioさんはとても満足そうです ♪
「天然魚そこにいるというだけで幸せな気分に酔えました」
素敵な渓魚たちとの一期一会を大切にしたい・・とおっしゃるMarioさんの悦びがこちらにも伝わってきます。
やがて霧も深くなり水面に浮かぶフライも見辛くなってきて、イブニングとしては早めに切り上げ、この渓を後にしました。


「1匹1匹が思い出に残る貴重な感動でした。」
Marioさんの充実したキモチを語る一言です。まったく!ワタシも同感です!
渓流釣りの同行者の喜ぶ姿が嬉しい充実した釣行になりました。
フライは#14~#12のCDCカディスとソラックスダンがよく効きました。Marioさんにもワタシのフライを何パターンかお試しいただきましたが、なかなか良好だったとか。
ワタシと戯れネットに収められ、記念写真を撮らせてくれた心優しいネイティブイワナは23~4尾ほどでしょうか。
実際はヒットシーンをMarioさんに見せようとしたワタシのスケベ心が出て、ランディング寸前で痛恨良型バラしをしてしまったり(泣)、集中力を欠いたやり取りをしてラインブレイクをしてしまったり(汗)・・自分の愚かさを痛感するシーンも多かったです・・(反省)。
そんなこんなの楽しいタンデム釣行でした。Marioさんお疲れ様でした。また今度ご一緒しましょうね~!
待ち合わせ場所でMarioさんのジムニーを発見。そして初対面で瞬時に朗らかな人柄を感じ取り、思わず握手を交わしました。
さぁ、ジムニー2台で山道を駆け上り、イワナたちが棲む渓を目指そうじゃないですか~ ♪

ウェーダーに着替えて準備している時も、ついつい釣りバカ談義に花が咲いてしまいますねぇ~(笑)。
谷に降りて水辺に出るとやや増水気味かな?それでも釣り開始早々に2連発でヒット!綺麗なネイティブイワナが顔を出してくれました。


↑ Marioさん
「渓に身を置くだけですでに充実感で満たされてますよ!」・・とおっしゃるMarioさん。わかりますよ~、嬉しくてたまらないそのキモチ!
ワタシにとっても久々の一日釣行です。木々の緑の深さや木漏れ日の輝き、澄み渡る青空を全身で味わいながら、スローな気分での釣り上がりです。

狙い通りのレーンから、ドンピシャで飛び出したイワナ。痛快なヒットシーン・・ギュンギュンと清冽な渓の流れの中でキラキラと輝きながらファイトしてくれます。
次に大岩のエグレを狙ってみれば・・ゆらりとイワナの姿が浮上して、焦らすかのようにゆっくりと、水面に浮かぶフライに食いつきました。



岩の合間のほんの小さなスポットや、気付かずにうっかりと跨いでしまいそうな巻き返しににフライを投入。すると意外なほどにイワナが飛び出してくれます。
「なんでこんな小さい場所にこんな良いイワナが居るの?!」と、思わずMarioさんと大笑い。
こんな釣りもイワナ狙いの面白さのひとつでもあります。本命ポイントをMarioさんに攻めてもらったあとに、ショボい小場所からイワナを引きずり出す・・これもまた楽しいものですね。




Marioさんもネイティブイワナと戯れて御満悦の御様子です。琥珀色~イエロー~オレンジのグラデーションで彩られたネイティブイワナをキャッチして、「綺麗だなぁ~!」と連呼して止まらないようですね(笑)。
片目を失って痛々しいイワナにも会いました。とは言っても元気いっぱいにファイトしてくれます!
ハンディキャップを背負いながらも逞しく生き延びる天然渓魚には、思わず心の底から尊敬の念を抱いてしまいます。

大場所の大淵。大きな反転流を二人で両岸から攻めてみるものの不発・・。サイドの泡溜まりからなんとかイワナを一尾出してみましたが、本命の巻きからは無反応・・(泣)。
休憩をはさんでこの淵を越えたけれど諦めきれずにワタシは再チャレンジ・・すると渦を巻く泡に漂う#14CDCカディスを、水底から豪快に猛ダッシュしてフライを咥えたイワナが、勢いあまって大きく身をさらけ出しジャンプ&ヒット!
イワナらしからぬド派手なヒットシーンでしたが、なかなかの良型でスローアクションのフライロッドをグイグイと曲げて楽しませてくれます。
やがて「雷が鳴り始めたかな?」・・と思ったとたんに大きな雨粒がボトボト落ちてきました。
一度脱渓して休憩。またまたしばし二人で釣りバカ談義です(笑)。
楽しい一日は時間が経つのもあっという間で、おしゃべりをしていると夕刻になってしましました。
今度はMarioさんがテンカラ師だった頃に、HRとして良く訪れたという渓を御案内していただき、またまた2台のジムニーが林道を走ります。
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到着したのはフライロッドを伸び伸びと振れる、開けた渓の流れです。でも雨上がりで霧もやがかかりイワナの警戒心も薄れているのか、何の変哲もない浅い落ち込みから早々に3連発です ♪
しばらく遡行すると今度は分流して木の枝が流れを覆う渓相になりました。やはりボサ下とかいやらしいポイントからは、必ずと言っていいくらいにイワナが反応してきます。
「もしもこの流れに、ネイティブイワナがまだまだ健在だったら・・僕はまたかつてのように、この渓に通ってみようかと思っているんです・・。」
・・と、熱く語るMarioさんご自身も、実は十数年ぶりに訪れたと言うこの渓。そして無事に麗しのイワナに再会したMarioさんはとても満足そうです ♪
「天然魚そこにいるというだけで幸せな気分に酔えました」
素敵な渓魚たちとの一期一会を大切にしたい・・とおっしゃるMarioさんの悦びがこちらにも伝わってきます。
やがて霧も深くなり水面に浮かぶフライも見辛くなってきて、イブニングとしては早めに切り上げ、この渓を後にしました。


「1匹1匹が思い出に残る貴重な感動でした。」
Marioさんの充実したキモチを語る一言です。まったく!ワタシも同感です!
渓流釣りの同行者の喜ぶ姿が嬉しい充実した釣行になりました。
フライは#14~#12のCDCカディスとソラックスダンがよく効きました。Marioさんにもワタシのフライを何パターンかお試しいただきましたが、なかなか良好だったとか。
ワタシと戯れネットに収められ、記念写真を撮らせてくれた心優しいネイティブイワナは23~4尾ほどでしょうか。
実際はヒットシーンをMarioさんに見せようとしたワタシのスケベ心が出て、ランディング寸前で痛恨良型バラしをしてしまったり(泣)、集中力を欠いたやり取りをしてラインブレイクをしてしまったり(汗)・・自分の愚かさを痛感するシーンも多かったです・・(反省)。
そんなこんなの楽しいタンデム釣行でした。Marioさんお疲れ様でした。また今度ご一緒しましょうね~!
2011年07月13日
見返り美人ヤマメ。
水深はごく浅いはずだが、ボサ下のスローな流れの水面が怪しい・・#14CDCカディスがゆっくりとドリフトする・・フッと消え去るように吸い込まれた??
半信半疑でロッドを立ててアワせると、グンッ!とロッドが大きく曲がり、直後に魚体が激しくローリングファイトをする・・おっ!いいヤマメです ♪
暴れまわるヤマメは勢い余って浅瀬に疾走する・・ヤバ!針が外れる?!バレてしまうぞおぉぉ~(汗)!
なんとか深みのある流れに誘導して、なかなか元気なヤマメの引きを堪能する・・ネットイン!
肌も艶やかで鰭ピンの綺麗な夏ヤマメです(嬉)!ここのところの釣行で何度か良型ヤマメをバラし、その痛恨シーンの残像が脳裏に貼り付いていたワタシです(苦汗)。ようやく美しいヤマメの記念写真が撮れましたよ~!
「くっそ~!こんな釣りバカに釣られちゃったよ~?!」
そう言いたげで悔しそうな表情のヤマメ。その目つきはどこか妖艶で、思わず「見返り美人だねぇ~!」と声をかけたくなりますね。
・・って言っても、このヤマメはなかなか男前なオスでしたけど(笑)。
でもやはり「山女」と漢字で書くだけあって、どうしても女性的な美しさを連想してしまうのはワタシだけでしょうか・・。

数日前の気早な梅雨明けのあとは、連日夕方になると雷雨に見舞われています。おかげで渇水気味だった渓にも潤いがもたらされたようです。
ほどよい増水とささ濁りで、バリバリだった警戒心が弛んできたのか、ヤマメたちの活性も上昇中なようです。ここぞのポイントで次々と面白いようにフライに反応してきました。


大きな沈み石の手前から、バシャッ!と水面を割ったグラマーヤマメ。またまたトリッキーなファイトでワタシを楽しませてくれます。
それにしてもヤマメって美しい渓魚だな。パーマークの形や色調もそれぞれ個性があって、思わずデジカメのレンズを向けずにはおれません(笑)。

ヤブに覆われた落ち込みから、ヤマメが飛び出して鋭くフライを追います!ファイト中は薄暗くてよくわかりませんでしたが、ランディングネットで掬ってみるとこれまたなかなかいいサイズです ♪
ヤマブキ色の大きな胸鰭が立派で凛々しいヤマメさまでした。こいつもツヤツヤした美肌です。リリースする時にスルリとワタシの手のひらから泳いでゆく感覚がたまりませんなぁ~(笑)。


この夏を過ぎたら、彼女たちは(もちろん「彼」も・・)もっとさらなる美人グラマーヤマメちゃんに変貌してくれているのかな。
そのころはさすがにもっと手強い百戦錬磨になっているかもしれないけど、是非またワタシと遊んでくださいね~!
やがてゴロゴロゴロ~ン!と雷鳴が谷間に響き始めました。今日も一雨来そうですね。程よい雨量で、夏真っ盛りの渓魚たちを育んでやってください!
半信半疑でロッドを立ててアワせると、グンッ!とロッドが大きく曲がり、直後に魚体が激しくローリングファイトをする・・おっ!いいヤマメです ♪
暴れまわるヤマメは勢い余って浅瀬に疾走する・・ヤバ!針が外れる?!バレてしまうぞおぉぉ~(汗)!
なんとか深みのある流れに誘導して、なかなか元気なヤマメの引きを堪能する・・ネットイン!
肌も艶やかで鰭ピンの綺麗な夏ヤマメです(嬉)!ここのところの釣行で何度か良型ヤマメをバラし、その痛恨シーンの残像が脳裏に貼り付いていたワタシです(苦汗)。ようやく美しいヤマメの記念写真が撮れましたよ~!
「くっそ~!こんな釣りバカに釣られちゃったよ~?!」
そう言いたげで悔しそうな表情のヤマメ。その目つきはどこか妖艶で、思わず「見返り美人だねぇ~!」と声をかけたくなりますね。
・・って言っても、このヤマメはなかなか男前なオスでしたけど(笑)。
でもやはり「山女」と漢字で書くだけあって、どうしても女性的な美しさを連想してしまうのはワタシだけでしょうか・・。

数日前の気早な梅雨明けのあとは、連日夕方になると雷雨に見舞われています。おかげで渇水気味だった渓にも潤いがもたらされたようです。
ほどよい増水とささ濁りで、バリバリだった警戒心が弛んできたのか、ヤマメたちの活性も上昇中なようです。ここぞのポイントで次々と面白いようにフライに反応してきました。


大きな沈み石の手前から、バシャッ!と水面を割ったグラマーヤマメ。またまたトリッキーなファイトでワタシを楽しませてくれます。
それにしてもヤマメって美しい渓魚だな。パーマークの形や色調もそれぞれ個性があって、思わずデジカメのレンズを向けずにはおれません(笑)。

ヤブに覆われた落ち込みから、ヤマメが飛び出して鋭くフライを追います!ファイト中は薄暗くてよくわかりませんでしたが、ランディングネットで掬ってみるとこれまたなかなかいいサイズです ♪
ヤマブキ色の大きな胸鰭が立派で凛々しいヤマメさまでした。こいつもツヤツヤした美肌です。リリースする時にスルリとワタシの手のひらから泳いでゆく感覚がたまりませんなぁ~(笑)。


この夏を過ぎたら、彼女たちは(もちろん「彼」も・・)もっとさらなる美人グラマーヤマメちゃんに変貌してくれているのかな。
そのころはさすがにもっと手強い百戦錬磨になっているかもしれないけど、是非またワタシと遊んでくださいね~!
やがてゴロゴロゴロ~ン!と雷鳴が谷間に響き始めました。今日も一雨来そうですね。程よい雨量で、夏真っ盛りの渓魚たちを育んでやってください!
2011年07月07日
尺イワナ夏色に輝く。
ヒゲナガやモンカゲがチラホラと舞う渓。しかしピーカンで渓魚の反応は渋く・・う~む、こりゃ撃沈ムードだな・・。
スローな水面をスケーティングする#14CDCカディスをイワナが追う・・けど食わない(泣)。
日頃ワタシはあまり多用しないドライシェイクでフライをよりハイフロート状態に仕上げ、着水直後に一度フリッピングを入れて誘う・・でも出ない・・すると下流から風が吹きフライが逆流してしまう・・やはり出ないか・・?
バゴッ!フライをピックアップしようとしたら出た!
・・しかし完全に油断していたワタシは足元の岩につまずいて、全身がのけ反り体勢が崩れながら、バックハンドで大アワセ・・。
・・なんちゅうカッチョ悪ィヒットシーンなのだぁ・・(苦笑)。
さらに直後にラインテンションを失い大慌て・・(汗)。必死の形相でフライラインを手繰り寄せると・・ふぅ・・無事にフッキングしているようです。
フライを咥えたのは良いイワナです!時折エラを真っ赤にカッ!と開き、頭をグワングワンと振ってパワフルファイト!ヒューヒュー♪いいぞいいぞ~(笑)!
水底を重々しく這うような重厚な引き味・・シビレマスなぁ~♪
グイグイと何度も大きくフライロッドを曲げるファイター・・おお~っ!こりゃ尺クラスじゃないですかぁ~!うひょひょ~♪
先ほどまでの釣れない激シブ顔から、完全にニヤケた表情の釣りバカスケベ顔に変貌しているワタシです(笑)。
しか~し?!あらら??・・上流からどんぶらこどんぶらこと、何故か流木のようなゴミが流れてきます。
するとイワナは猛突進してその流木の真下に潜り込もうとします・・なんて頭のいいヤツなんだろう・・(汗)?!
なんとかロッドを倒してやや強引に応戦するワタシ・・しかし次の瞬間にあることを思い出す・・「ヤバッ?!今日結んでるティペットは0.3号だったっけ・・??」
無理は禁物・・だけど今、ほんのわずかでもイワナに主導権を握られたらアウトだぞおぉぉ・・(大汗)!
そんなワタシの弱気を見透かすようにイワナは大暴れ・・でも間一髪・・辛うじて障害物にラインが絡むのは避けられました・・それでもまだまだ何度も水底に潜ってファイトするイワナです。
やがてロッドのトルクを生かして徐々に浮かせて・・ネットイン!

夏の太陽に照らされて輝く、完璧ボディーの尺イワナです!
もはや嬉しくてサイズ数値などどうでも良いワタシですが、一応記録としてササッとメジャーを当ててみると・・
・・30.5cm・・31cm・・31.5cm・・ん?計測するのがヘタクソで、何故か徐々にサイズアップしてしまうのでした(笑)。
まぁよい、文句なしの美しい魚体です。しばし見とれたあとに緩やかな流れにそっとリリースすると、
「あぁ・・くたびれたな、もう!」
そんな表情でゆったりと泳いで行きました。




お散歩釣行残り時間で小さなヤマメがポツポツと釣れました。本日ワタシの予想では、こんなオチビと遊ぶのがせいぜいかなと思っていたけど尺が出た・・かなりの幸運が降りてますなぁ~(笑)。
ヤマメはどれも皆お腹がパンパンで、サイズのわりに良く引いて楽しませてくれました。どんどん餌を食って、じゃんじゃんデカくなれよ~!
しかし8xティペットでの攻防は際どかった・・またまた溺愛フライロッド FREESTONE FS803 のしなやかなトルクに助けられたような気がします。
この尺イワナも、次回逢うときまでには尺一寸に成長してくれていると期待します・・(笑)。
スローな水面をスケーティングする#14CDCカディスをイワナが追う・・けど食わない(泣)。
日頃ワタシはあまり多用しないドライシェイクでフライをよりハイフロート状態に仕上げ、着水直後に一度フリッピングを入れて誘う・・でも出ない・・すると下流から風が吹きフライが逆流してしまう・・やはり出ないか・・?
バゴッ!フライをピックアップしようとしたら出た!
・・しかし完全に油断していたワタシは足元の岩につまずいて、全身がのけ反り体勢が崩れながら、バックハンドで大アワセ・・。
・・なんちゅうカッチョ悪ィヒットシーンなのだぁ・・(苦笑)。
さらに直後にラインテンションを失い大慌て・・(汗)。必死の形相でフライラインを手繰り寄せると・・ふぅ・・無事にフッキングしているようです。
フライを咥えたのは良いイワナです!時折エラを真っ赤にカッ!と開き、頭をグワングワンと振ってパワフルファイト!ヒューヒュー♪いいぞいいぞ~(笑)!
水底を重々しく這うような重厚な引き味・・シビレマスなぁ~♪
グイグイと何度も大きくフライロッドを曲げるファイター・・おお~っ!こりゃ尺クラスじゃないですかぁ~!うひょひょ~♪
先ほどまでの釣れない激シブ顔から、完全にニヤケた表情の釣りバカスケベ顔に変貌しているワタシです(笑)。
しか~し?!あらら??・・上流からどんぶらこどんぶらこと、何故か流木のようなゴミが流れてきます。
するとイワナは猛突進してその流木の真下に潜り込もうとします・・なんて頭のいいヤツなんだろう・・(汗)?!
なんとかロッドを倒してやや強引に応戦するワタシ・・しかし次の瞬間にあることを思い出す・・「ヤバッ?!今日結んでるティペットは0.3号だったっけ・・??」
無理は禁物・・だけど今、ほんのわずかでもイワナに主導権を握られたらアウトだぞおぉぉ・・(大汗)!
そんなワタシの弱気を見透かすようにイワナは大暴れ・・でも間一髪・・辛うじて障害物にラインが絡むのは避けられました・・それでもまだまだ何度も水底に潜ってファイトするイワナです。
やがてロッドのトルクを生かして徐々に浮かせて・・ネットイン!

夏の太陽に照らされて輝く、完璧ボディーの尺イワナです!
もはや嬉しくてサイズ数値などどうでも良いワタシですが、一応記録としてササッとメジャーを当ててみると・・
・・30.5cm・・31cm・・31.5cm・・ん?計測するのがヘタクソで、何故か徐々にサイズアップしてしまうのでした(笑)。
まぁよい、文句なしの美しい魚体です。しばし見とれたあとに緩やかな流れにそっとリリースすると、
「あぁ・・くたびれたな、もう!」
そんな表情でゆったりと泳いで行きました。




お散歩釣行残り時間で小さなヤマメがポツポツと釣れました。本日ワタシの予想では、こんなオチビと遊ぶのがせいぜいかなと思っていたけど尺が出た・・かなりの幸運が降りてますなぁ~(笑)。
ヤマメはどれも皆お腹がパンパンで、サイズのわりに良く引いて楽しませてくれました。どんどん餌を食って、じゃんじゃんデカくなれよ~!
しかし8xティペットでの攻防は際どかった・・またまた溺愛フライロッド FREESTONE FS803 のしなやかなトルクに助けられたような気がします。
この尺イワナも、次回逢うときまでには尺一寸に成長してくれていると期待します・・(笑)。
2011年07月02日
再会のイワナと戯れる。
大きな沈み岩の脇のレーンにフライをドリフトさせると、ゆっくりと渓魚が浮上して水面を割る・・おっ!なかなかいいサイズ・・ヤマメかな?
・・ところが、心地よい引きを味わっているとフッと針が外れて、弾丸のような素早さで渓魚は流れに戻っていった・・(泣)。
その後はヤマメ好みの瀬からヤマメが・・サイズは小さいけど・・釣れて、典型的なイワナのポイントである反転流からイワナが釣れた・・これまたオチビさんだが・・(苦笑)。




どうやら今日はこんな小さな渓魚しかワタシと遊んでくれないようです・・。
ポツポツとモンカゲロウがハッチする。それを狙うのはセキレイかな?羽化したモンカゲがフラフラと重たそうに水面から飛び立つと「待ってました!」とばかりに飛翔して、難なく御馳走にありつく・・上手いものですなぁ。
#14CDCカディスにイワナが飛び出した。今度はまぁまぁ納得サイズです。
ランディングネットに収めると・・ん?なんか見覚えのあるヤツだな・・痩せていて右あごに傷跡・・?
あっ?!このイワナは先日のお散歩釣行でワタシが口に刺さっていたテンカラ毛鉤を外してやったイワナじゃないか!

昔話の「鶴の恩返し」じゃないけど、「釣り針を外してやった御礼に、9寸ほどに成長した頃にまたワタシに逢いに来てくれないかなぁ~(笑)」・・な~んて期待したのに、ほんの数日で早々に再会してしまいましたね~(笑)。
当然数センチの成長もなく(笑)傷跡もまだ癒えぬままでしたが、それにしても、前回とまったく同じポイントから同じようなヒットシーンでした。
フライこそ前回の#16ピーパラよりもボリュームがあるサイズでしたが、よほどこのポイントの居心地がいいんだろうなぁ。それともよほど競争相手がいないのか??
今後も無差別に渓魚を抜いていってしまう釣り人からは逃れて、よりサイズアップした頃にまた、どこまでも釣りバカなワタシと戯れましょうね~(笑)!
・・ところが、心地よい引きを味わっているとフッと針が外れて、弾丸のような素早さで渓魚は流れに戻っていった・・(泣)。
その後はヤマメ好みの瀬からヤマメが・・サイズは小さいけど・・釣れて、典型的なイワナのポイントである反転流からイワナが釣れた・・これまたオチビさんだが・・(苦笑)。




どうやら今日はこんな小さな渓魚しかワタシと遊んでくれないようです・・。
ポツポツとモンカゲロウがハッチする。それを狙うのはセキレイかな?羽化したモンカゲがフラフラと重たそうに水面から飛び立つと「待ってました!」とばかりに飛翔して、難なく御馳走にありつく・・上手いものですなぁ。
#14CDCカディスにイワナが飛び出した。今度はまぁまぁ納得サイズです。
ランディングネットに収めると・・ん?なんか見覚えのあるヤツだな・・痩せていて右あごに傷跡・・?
あっ?!このイワナは先日のお散歩釣行でワタシが口に刺さっていたテンカラ毛鉤を外してやったイワナじゃないか!

昔話の「鶴の恩返し」じゃないけど、「釣り針を外してやった御礼に、9寸ほどに成長した頃にまたワタシに逢いに来てくれないかなぁ~(笑)」・・な~んて期待したのに、ほんの数日で早々に再会してしまいましたね~(笑)。
当然数センチの成長もなく(笑)傷跡もまだ癒えぬままでしたが、それにしても、前回とまったく同じポイントから同じようなヒットシーンでした。
フライこそ前回の#16ピーパラよりもボリュームがあるサイズでしたが、よほどこのポイントの居心地がいいんだろうなぁ。それともよほど競争相手がいないのか??
今後も無差別に渓魚を抜いていってしまう釣り人からは逃れて、よりサイズアップした頃にまた、どこまでも釣りバカなワタシと戯れましょうね~(笑)!