2009年08月31日
夏を越したナーバスイワナに逢いたい。
なにやら真夏の猛暑も例年ほど体感しないまま8月も終わろうとしています。あぁ徐々に夏が遠のくのか・・なんかちょっと寂しいぞ・・。
・・な~んて物悲しい気分に浸る間もなく、鼻息荒くジムニーから降りたワタシの耳に渓のせせらぎの音が届いてみれば、
「おぉ~っ!涼しくてけっこう!チェストハイウェーダーしか持っていないワタシには、暑さを避けられる釣行はありがたい限りだぜ~!」
と、超楽観的な釣り馬鹿であるワタシでした・・(笑)。
いざ出撃!ワタシにとって貴重な久々の時間制限無し本格釣行です(笑)!
訪れたのは開けたイワナの渓。久々にのびのびとフライロッドが振れる!・・籔沢やお散歩釣行のセコイ釣り場で遊んでばかりいたので、こういった渓流に身を置けるだけでシアワセな気分になっているワタシでした(笑)。
確かに・・この時期釣り場のコンディションはかなりキビシイと思います・・撃沈覚悟でございます・・それでも、夏を越した激スレ状態のナーバスイワナに逢いたいのです(笑)!
***********************************************
フライフィッシングの色々な想いを胸に渓までひたすら歩き、水辺に出ると自然と笑顔がこぼれてしまうスケベなワタシです(笑)。先行者はなく天候は曇天でまずまずの状況。しかしさすがの渇水状態と飛び交う虫たちの少なさが気になります。
さっそくフライをキャストし始めますが反応は乏しく、かなり慎重にストーキングしているつもりでも次々とイワナを走らせてしまい水の中を警戒が伝達するようです・・(汗)。
そしてふっと背後を振り返るとなんと、無数のザイルやロープなどを背負った完全重装備の沢歩き(?)の二人組みが現れました。釣り人の先行者がなくてホッとしていたのに、まさしくまさかの伏兵の登場でした。
二人は一応我々を気遣いいくらかの区間を巻いて遡った様子ですが・・う~む、ますますキビシイぞ・・(汗)。
気を取り直して釣りを再開するもなかなかイワナはフライを咥えません。どんどん上流へイワナが遡上してゆくようなシーンも多く見られ、なにしろ時折発見する魚影はスレています。
やがて同行したshimaさんがサイトで見つけた綺麗なイワナを釣り上げました。う~ん、この厳しい状況でさすがです!
その上流でワタシもようやくヒット!・・も痛恨のバラし・・。やはり今日も釣れないワタシなのか・・(泣)。
それでもメゲずに遡行してshimaさんにサイトで見つけてもらったイワナをヒット~!
ギュンギュンと強い引きでワタシを楽しませてくれます。ところがランディングにモタついていると倒木に潜り込まれてしまいました(汗)。や、やば・・またまた痛恨のバラし連続か?!
でもフッキングが良かったのか何とかイワナの魚体を確保して、倒木を退かしてもらって無事にネットイン!

とても艶やかで綺麗なイワナです。夏を越してますますパワフルになってくれたようですね。撃沈覚悟で臨んだワタシには嬉しい一尾です!
それにしてもワタシには際どい勝負でした。イワナが泳ぐレーンをほんの僅か外れただけでフライを無視・・ジャストでフィーディングレーンをトレースしないと釣れないのね~(汗)。お勉強になりました(笑)。
さて、その後もキビシイ状況が続きます。本命ポイントはことごとく無反応・・。今日のイワナはとてもいやらしい場所などに居るようです。
できればサイトで発見してロングキャスト&ピンポイントで仕留める・・そのパターンが最も有効のようで、盛期のように典型的なイワナのポイントへおおまかにフライをポ~ンと投げ込むだけではダメなようです。
本日はひさびさにゆったりとラインを伸ばせる渓での釣行なので、気持ちの良いキャスティングを意識してフライロッドを振っているワタシでした。するとshimaさんから、
「おっ!okoさん今日は綺麗なループでラインが伸びるね。リーダーもうまくターンオーバーしているじゃない!」
と褒められました。
「そ、そうっスかぁ・・イヒヒ(笑)」(← 調子にのるなよ、オイ!)
とニヤニヤしているワタシですが、次にサイトで見つけてもらったイワナを、ワタシのミスキャストで追い払ってしまう失態を犯してしまった・・(泣)。
いざ渓魚を目の前にすると、キャスティングもストーキングも滅茶苦茶になってしまう、典型的な勝負とチャンスに弱いフライフィッシャーなワタシなのでした(笑)。
その後も徐々につまらないライントラブルも発生してきて、調子がよかったキャスティングもやや乱れてきた・・本日もワタシはダメダメスパイラルに突入なのか・・(汗)。


↑ shimaさん
いやいや、前進あるのみです!時折長いプールなどでキャスティングのレクチャーを受けます。徐々にワタシもフライラインが伸びるようになって・・おおっ!大小さまざまな落ち込みやプールのポイントにいいカンジでフライを投入できるようになってきました。いいじゃないですかぁ!
・・・・あとはこれで狙い通りに気持ちよく釣れれば・・いいんだけどねぇ(笑)。
さらに上流へ。渋いながらも時折ロッドを曲げてイワナを釣るshimaさんですが、ワタシは相変わらずひたすらキャストの繰り返し。しかも我ながら呆れるストーキングの失敗ばかりでイワナが走る走る。ポイントに近づくときにジャブジャブと音を立てて歩くのがワタシの悪い癖のようです・・。
それにしたって、イワナさまもちょっとこれじゃ警戒心が強すぎじゃない?!やはり釣り人のプレッシャー、渇水のタフコンディション、もしかしたら足跡がガッチリ残っている先ほどの沢歩きの二人組の影響か・・。
ある程度の苦戦は予想していましたが、まさかここまでとは・・なんですが、それでもワタシにとってはメチャメチャ楽しい釣行ですけどね(笑)。
さらにさらに上流へ。またまたサイトで見つけてもらったイワナをヒット~!
いやいや~、何だかんだ言っても力強いファイトのネイティブイワナに遊んでもった瞬間に、苦労は報われ気持ちが癒されるワタシでした(笑)。いいぞ~!!

遡行を続けていよいよ上流部です。良型実績のあるポイントに到着してshimaさんは何尾かいいイワナをキャッチしています。ロッドがギュンギュン曲がって羨ましいぞ。
ワタシもティペットを7Xから6Xに結び替えて挑みます。そして本日苦戦をしながらも何とかイワナをヒットさせてきた#10ピーコックパラシュートを結びなおしてキャスト。
するとゆっくりと水底からイワナが浮上してがっぷりとフライに食いつきました!
ヒット~!ギュ~ンと水中に何度も突っ込みファイトをする、スタイルの良いヤツです!いいっスねぇ~!

まだまだイワナの気配は濃厚です。そろそろ夕暮れも迫ってきました。このままこの渓で寝袋に包まって泊まっていきたい気分ですがそうもいきません(笑)。
暗くなってきてそろそろ脱渓しないと帰りは真っ暗になってしまいます。


それでもしぶとくフライをキャストするワタシでした(笑)。すると尺クラスのイワナがゆ~っくりと浮上してきてワタシのフライを凝視します!
「うわわ~!そ、そのまま遠慮なく食いついちゃって~!あぎゃぎゃ~もうちょいなのに~(汗)?!ざんね~ん、スプークされちゃったぁ~(笑)!」
水面に浮かぶフライと気まぐれイワナの動きに翻弄されて、釣り馬鹿オヤジたちの笑い声が谷間にこだまするようでした(笑)。う~む、残念ながら尺の口まであと数センチ・・かぁ・・。
それでも良型イワナの姿を拝めてワタシは興奮、今でもかなりこのシーンが脳裏に焼きついています(笑)。
そしてタイムアップでしょうか。ラストキャストの思いでフライを投入・・ヒット~!

最後のイワナもパワフルなナイスファイトで楽しませてくれました。ワタシにとって8月最後のイワナです。すっかり暗くなりデジカメ撮影も難しくなりました。ピンボケだブレだなんて言ってられなくなって来たので手早く連写してイワナをリリース。ありがとう夏を越したナーバスイワナたちよ!
釣りを終え下山してジムニーに戻った頃にはすっかり夜になっていました。夜風は涼しいを通り越して寒いほどです。秋が到来するのかなぁ。
今回確かに釣れたイワナの数やサイズには思ったほど恵まれなかったかもしれませんが、ワタシにとって楽しくて嬉しくて勉強になった有意義な釣行になりました。
気むずかしやさんなイワナさまたちよ、次回はワタシもっとウデをあげて挑戦しますからね(笑)。待っててチョーダイねぇ~!
・・な~んて物悲しい気分に浸る間もなく、鼻息荒くジムニーから降りたワタシの耳に渓のせせらぎの音が届いてみれば、
「おぉ~っ!涼しくてけっこう!チェストハイウェーダーしか持っていないワタシには、暑さを避けられる釣行はありがたい限りだぜ~!」
と、超楽観的な釣り馬鹿であるワタシでした・・(笑)。
いざ出撃!ワタシにとって貴重な久々の時間制限無し本格釣行です(笑)!
訪れたのは開けたイワナの渓。久々にのびのびとフライロッドが振れる!・・籔沢やお散歩釣行のセコイ釣り場で遊んでばかりいたので、こういった渓流に身を置けるだけでシアワセな気分になっているワタシでした(笑)。
確かに・・この時期釣り場のコンディションはかなりキビシイと思います・・撃沈覚悟でございます・・それでも、夏を越した激スレ状態のナーバスイワナに逢いたいのです(笑)!
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フライフィッシングの色々な想いを胸に渓までひたすら歩き、水辺に出ると自然と笑顔がこぼれてしまうスケベなワタシです(笑)。先行者はなく天候は曇天でまずまずの状況。しかしさすがの渇水状態と飛び交う虫たちの少なさが気になります。
さっそくフライをキャストし始めますが反応は乏しく、かなり慎重にストーキングしているつもりでも次々とイワナを走らせてしまい水の中を警戒が伝達するようです・・(汗)。
そしてふっと背後を振り返るとなんと、無数のザイルやロープなどを背負った完全重装備の沢歩き(?)の二人組みが現れました。釣り人の先行者がなくてホッとしていたのに、まさしくまさかの伏兵の登場でした。
二人は一応我々を気遣いいくらかの区間を巻いて遡った様子ですが・・う~む、ますますキビシイぞ・・(汗)。
気を取り直して釣りを再開するもなかなかイワナはフライを咥えません。どんどん上流へイワナが遡上してゆくようなシーンも多く見られ、なにしろ時折発見する魚影はスレています。
やがて同行したshimaさんがサイトで見つけた綺麗なイワナを釣り上げました。う~ん、この厳しい状況でさすがです!
その上流でワタシもようやくヒット!・・も痛恨のバラし・・。やはり今日も釣れないワタシなのか・・(泣)。
それでもメゲずに遡行してshimaさんにサイトで見つけてもらったイワナをヒット~!
ギュンギュンと強い引きでワタシを楽しませてくれます。ところがランディングにモタついていると倒木に潜り込まれてしまいました(汗)。や、やば・・またまた痛恨のバラし連続か?!
でもフッキングが良かったのか何とかイワナの魚体を確保して、倒木を退かしてもらって無事にネットイン!

とても艶やかで綺麗なイワナです。夏を越してますますパワフルになってくれたようですね。撃沈覚悟で臨んだワタシには嬉しい一尾です!
それにしてもワタシには際どい勝負でした。イワナが泳ぐレーンをほんの僅か外れただけでフライを無視・・ジャストでフィーディングレーンをトレースしないと釣れないのね~(汗)。お勉強になりました(笑)。
さて、その後もキビシイ状況が続きます。本命ポイントはことごとく無反応・・。今日のイワナはとてもいやらしい場所などに居るようです。
できればサイトで発見してロングキャスト&ピンポイントで仕留める・・そのパターンが最も有効のようで、盛期のように典型的なイワナのポイントへおおまかにフライをポ~ンと投げ込むだけではダメなようです。
本日はひさびさにゆったりとラインを伸ばせる渓での釣行なので、気持ちの良いキャスティングを意識してフライロッドを振っているワタシでした。するとshimaさんから、
「おっ!okoさん今日は綺麗なループでラインが伸びるね。リーダーもうまくターンオーバーしているじゃない!」
と褒められました。
「そ、そうっスかぁ・・イヒヒ(笑)」(← 調子にのるなよ、オイ!)
とニヤニヤしているワタシですが、次にサイトで見つけてもらったイワナを、ワタシのミスキャストで追い払ってしまう失態を犯してしまった・・(泣)。
いざ渓魚を目の前にすると、キャスティングもストーキングも滅茶苦茶になってしまう、典型的な勝負とチャンスに弱いフライフィッシャーなワタシなのでした(笑)。
その後も徐々につまらないライントラブルも発生してきて、調子がよかったキャスティングもやや乱れてきた・・本日もワタシはダメダメスパイラルに突入なのか・・(汗)。


↑ shimaさん
いやいや、前進あるのみです!時折長いプールなどでキャスティングのレクチャーを受けます。徐々にワタシもフライラインが伸びるようになって・・おおっ!大小さまざまな落ち込みやプールのポイントにいいカンジでフライを投入できるようになってきました。いいじゃないですかぁ!
・・・・あとはこれで狙い通りに気持ちよく釣れれば・・いいんだけどねぇ(笑)。
さらに上流へ。渋いながらも時折ロッドを曲げてイワナを釣るshimaさんですが、ワタシは相変わらずひたすらキャストの繰り返し。しかも我ながら呆れるストーキングの失敗ばかりでイワナが走る走る。ポイントに近づくときにジャブジャブと音を立てて歩くのがワタシの悪い癖のようです・・。
それにしたって、イワナさまもちょっとこれじゃ警戒心が強すぎじゃない?!やはり釣り人のプレッシャー、渇水のタフコンディション、もしかしたら足跡がガッチリ残っている先ほどの沢歩きの二人組の影響か・・。
ある程度の苦戦は予想していましたが、まさかここまでとは・・なんですが、それでもワタシにとってはメチャメチャ楽しい釣行ですけどね(笑)。
さらにさらに上流へ。またまたサイトで見つけてもらったイワナをヒット~!
いやいや~、何だかんだ言っても力強いファイトのネイティブイワナに遊んでもった瞬間に、苦労は報われ気持ちが癒されるワタシでした(笑)。いいぞ~!!

遡行を続けていよいよ上流部です。良型実績のあるポイントに到着してshimaさんは何尾かいいイワナをキャッチしています。ロッドがギュンギュン曲がって羨ましいぞ。
ワタシもティペットを7Xから6Xに結び替えて挑みます。そして本日苦戦をしながらも何とかイワナをヒットさせてきた#10ピーコックパラシュートを結びなおしてキャスト。
するとゆっくりと水底からイワナが浮上してがっぷりとフライに食いつきました!
ヒット~!ギュ~ンと水中に何度も突っ込みファイトをする、スタイルの良いヤツです!いいっスねぇ~!

まだまだイワナの気配は濃厚です。そろそろ夕暮れも迫ってきました。このままこの渓で寝袋に包まって泊まっていきたい気分ですがそうもいきません(笑)。
暗くなってきてそろそろ脱渓しないと帰りは真っ暗になってしまいます。


それでもしぶとくフライをキャストするワタシでした(笑)。すると尺クラスのイワナがゆ~っくりと浮上してきてワタシのフライを凝視します!
「うわわ~!そ、そのまま遠慮なく食いついちゃって~!あぎゃぎゃ~もうちょいなのに~(汗)?!ざんね~ん、スプークされちゃったぁ~(笑)!」
水面に浮かぶフライと気まぐれイワナの動きに翻弄されて、釣り馬鹿オヤジたちの笑い声が谷間にこだまするようでした(笑)。う~む、残念ながら尺の口まであと数センチ・・かぁ・・。
それでも良型イワナの姿を拝めてワタシは興奮、今でもかなりこのシーンが脳裏に焼きついています(笑)。
そしてタイムアップでしょうか。ラストキャストの思いでフライを投入・・ヒット~!

最後のイワナもパワフルなナイスファイトで楽しませてくれました。ワタシにとって8月最後のイワナです。すっかり暗くなりデジカメ撮影も難しくなりました。ピンボケだブレだなんて言ってられなくなって来たので手早く連写してイワナをリリース。ありがとう夏を越したナーバスイワナたちよ!
釣りを終え下山してジムニーに戻った頃にはすっかり夜になっていました。夜風は涼しいを通り越して寒いほどです。秋が到来するのかなぁ。
今回確かに釣れたイワナの数やサイズには思ったほど恵まれなかったかもしれませんが、ワタシにとって楽しくて嬉しくて勉強になった有意義な釣行になりました。
気むずかしやさんなイワナさまたちよ、次回はワタシもっとウデをあげて挑戦しますからね(笑)。待っててチョーダイねぇ~!
2009年08月28日
使用済みフライ解体&再生中。
渓流シーズンもいよいよ終盤戦です。皆さんの釣行ブログ記事ではこの夏も数々の歓喜や苦戦のドラマが繰り広げられていますね~。
ワタシはもっぱら短時間の釣りばかりですが、それでも毎回使ったフライを収納しておくフライパッチにはびっしりと使用済みフライが刺さっています。気が付けば今シーズンは色々なフライパターンを結んだんだなぁ~。
それらのフライは毎回の釣行で繰り返し使うことがありますが、型崩れがひどかったりハックルがバラけていたりフック先端が曲がっていたりしているものは、うっかり使うと痛恨のバラしやフッキングミスにつながるので注意・点検が必要ですな・・(汗)。
というわけで、日頃放置したままでゴチャゴチャしているフォームパッチ(画像右下)を久々に整理整頓です。

フックポイントにダメージを負っているフライは残念ながら処分です。でも型崩れなどがさほどひどくないものは、針先やアイの詰まりなどを確認して再びパッチに刺して次の出番を待ちます。
そしていくつかのフライは再生します。フック本体の損傷が少ない場合はモデラーズナイフでマテリアルを処理してフライを解体。歪みなどないか確認して新たにタイイングします。
・・そういえば今シーズンはワタシにしては色々なメーカー・種類のフライフックを試したなぁ。そして巻けば巻くほど、使えば使うほど、フックの機能・性能の違いをそれなりに感じてきました。
今シーズン春に MARUTO d04 というフライフックに出逢って以来、ワタシとしては近年まれにみるマジメなタイイング姿勢で臨みました。軽量細軸ファインワイヤーでバーブレス。巻いたときのバランスやプロポーションがワタシ好みでイイカンジです。
フックポイントが鋭くフッキングも上々。ホールディング性もよく、ワタシが以前から悩んでいたバラし率も軽減した気がします(笑)。そして今ではワタシの定番フックになりました。


カーブフックでは Gamakatsu C14-BV というフックを気に入って愛用しています。・・ところが、ワタシがよく出掛ける釣具量販店では取り扱いをやめてしまったみたいです(泣)。
カーブフックは他メーカーのモノも何種類か使ってみましたが、やっぱり思い入れのあるフックの方がどうしても信頼性が高くて・・う~む、困った・・。
もちろんプロショップに足を伸ばしたり、ネット販売などを利用すればいくらでも入手可能なんですがね・・ちょっとめんどうくさい(笑)。
・・というわけで、横着でビンボー性なワタシはやはり・・夜な夜な使用済みフライをを解体・再生しているわけです(笑)。
ワタシはもっぱら短時間の釣りばかりですが、それでも毎回使ったフライを収納しておくフライパッチにはびっしりと使用済みフライが刺さっています。気が付けば今シーズンは色々なフライパターンを結んだんだなぁ~。
それらのフライは毎回の釣行で繰り返し使うことがありますが、型崩れがひどかったりハックルがバラけていたりフック先端が曲がっていたりしているものは、うっかり使うと痛恨のバラしやフッキングミスにつながるので注意・点検が必要ですな・・(汗)。
というわけで、日頃放置したままでゴチャゴチャしているフォームパッチ(画像右下)を久々に整理整頓です。

フックポイントにダメージを負っているフライは残念ながら処分です。でも型崩れなどがさほどひどくないものは、針先やアイの詰まりなどを確認して再びパッチに刺して次の出番を待ちます。
そしていくつかのフライは再生します。フック本体の損傷が少ない場合はモデラーズナイフでマテリアルを処理してフライを解体。歪みなどないか確認して新たにタイイングします。
・・そういえば今シーズンはワタシにしては色々なメーカー・種類のフライフックを試したなぁ。そして巻けば巻くほど、使えば使うほど、フックの機能・性能の違いをそれなりに感じてきました。
今シーズン春に MARUTO d04 というフライフックに出逢って以来、ワタシとしては近年まれにみるマジメなタイイング姿勢で臨みました。軽量細軸ファインワイヤーでバーブレス。巻いたときのバランスやプロポーションがワタシ好みでイイカンジです。
フックポイントが鋭くフッキングも上々。ホールディング性もよく、ワタシが以前から悩んでいたバラし率も軽減した気がします(笑)。そして今ではワタシの定番フックになりました。


カーブフックでは Gamakatsu C14-BV というフックを気に入って愛用しています。・・ところが、ワタシがよく出掛ける釣具量販店では取り扱いをやめてしまったみたいです(泣)。
カーブフックは他メーカーのモノも何種類か使ってみましたが、やっぱり思い入れのあるフックの方がどうしても信頼性が高くて・・う~む、困った・・。
もちろんプロショップに足を伸ばしたり、ネット販売などを利用すればいくらでも入手可能なんですがね・・ちょっとめんどうくさい(笑)。
・・というわけで、横着でビンボー性なワタシはやはり・・夜な夜な使用済みフライをを解体・再生しているわけです(笑)。
タグ :フライタイイング
2009年08月22日
子連れお散歩釣行の夏休みイワナ。
先日のファミリーキャンプで出動したワタシのジムニーJA11は、キャンプ道具やら何やらで車内は満載のはずでした。
・・しかし、ラケッジルームとシートの僅かな隙間には・・な、何故か5ピースのグラスロッドとフルーガーメダリストリール、そして真夏向きのフライが何本か入っているフライケースとランディングネットが詰め込まれていた?!・・な~んて、ちょっとシラジラしいぞ(笑)。
そうです・・実は今回ワタシは完全に狙っていました・・
子連れお散歩釣行60分一本勝負を~(笑)!・・ここまで来てまでまたまたセコイ短時間釣行記でスミマセン・・。

家族キャンプと親子釣行の両立はワタシにとって永遠のテーマでした(・・って、そんな大袈裟なことじゃねぇだろ、オイ)。
子供たちがまだ幼い我が家では、常設釣り場があるキャンプ場ならまだしも、携帯も繋がらないような自然渓流に子連れで出撃するのはワタシもまだあまり自信がありません。
しかし今回訪れたキャンプサイトの近くでは、以前に下調べや下見をしたときに「もしかしたらちょっと子供と一緒に遊べるかな?」と思った小渓流を見つけてめぼしをつけてありました。
そしてキャンプ2日目の午後。キャンプサイト近くの散策路を歩き豊かなフィールドを家族で楽しみ、昼食のパスタをいただいてお腹がいっぱい。でもまだまだ子供たちは遊び足りなそうです。
「お~い、川に釣りにでも行くかぁ~?」と声をかけると、「うわ~っ!行きたいよ~!!」と嬉しそうな返事が返ってきました。
ジムニーに乗り込み山道を走ることほんの数分。子供でも入渓しやすそうな地点を発見して斜面を降りて、清らかな水辺に立つと何とか釣りになりそうなポイントがいくつか確認できます。
さっそく子供は冷たい渓の水に手を浸して、綺麗な小石を拾い集めて遊び始めました。そして釣り馬鹿oko父さんも5ピースのロッドを繋いでセッティング開始。
#14黒系パラシュートを結び何気なく大岩の際にフライをキャストするとピシャッ!・・オオッ?!反応があるじゃん!!偏光グラス越しに目を凝らして流れを覗き込むと渓魚の姿がくっきりと見えます!
ちいさいけれどお盆中も連日訪れた大勢の釣り人の針をかわした夏休みイワナです。


ポイントを探り次に小さな巻き返しへフライを投入。水面を漂うフライが巻きを二周三周するのを見つめる子供が「釣れないなぁ~。」とつぶやきます。
そしてその直後にパクッ!「お父さん!緑の目印(パラシュートフライのポストね)が消えたよ~?!あ~っ、釣れた~!!」・・ヒット~!
子供の声が渓に響きます。そして小気味の良い引きがロッドに伝わります。そして魚体が小さいのでネットでランディングするほどでもないのですが(汗)、子供にネットを持たせて掬ってもらいました!
「うわ~きれいなサカナだよ!お父さん、これな~に?
「イワナだよ。小さいけど天然の岩魚。可愛いでしょ!」

落ち着いたそぶりをしてみるワタシですが、内心子供より喜んでいるのは間違いなく釣り馬鹿oko父さんです(笑)。
う、嬉しいっす・・(笑)。まさか釣れるなんて思ってみなかったお気楽子連れ釣行で、小さいって言ったってネイティブのイワナを子供にランディングしてもらうなんて・・ウルウル・・(笑)。
ワタシのちいさなちいさな夢の一つが実現した瞬間のようです(笑)。今回のファミリーキャンプの歓びがさらに倍増したわが親子なのでした。


その後も小さいながらも狙い通りにイワナが反応してくれます。落ち込みの白泡の中からバシャッ!ヒット~!
最初に魚影を見つけた大岩の場所に舞い戻りライズを発見!ピシャッ!ヒット~!
そのたびに子供と一緒に無邪気に笑うワタシなのでした(笑)。
***********************************************
そして翌日。楽しかった時間は瞬く間に過ぎました。充実した2泊3日のキャンプも最終日です。
ワタシがランタンやツーバーナー、各キャンプ機材の片付けを済ませると家内が、「私が寝袋や衣料の片付けをしている間に子供たちとまた釣りに行ってくれば?」
子供たちもまた「やった~!」と大はしゃぎ。当然ワタシも・・子供以上に大はしゃぎでした(笑)。


昨日訪れた釣り場に到着するとなんと3台もの車が停まっています・・(汗)。
「う~む、これでは釣りにならぬ・・。場所を変えよう・・いやいや、子供の水遊びがなによりも優先なのだからべつに釣りにならなくてもいいんだよなぁ~(笑)。」
釣り馬鹿はうっかりすると何処までも馬鹿のままです・・(汗)。
水辺に下りるとちょうど餌釣り師が下流に釣り下がってゆく姿が見えます。そしてワタシたちのすぐ上流には人影が・・でも釣り人ではなく風景撮影をする写真マニアのカメラマンでした。
こんにちは~と声をかけると、
「綺麗な渓流ですね~。」
と、中年のカメラマンの方は美しい景色に随分と感激している様子です。
「そうですよね!この清涼感はたまりませんよね!」
ワタシだって感激しています・・天然イワナだって釣れちゃうし・・(笑)。
そして本日もお散歩釣行どころか水遊び釣行で、当然釣り上がりなんかしないで入渓地点のみで子供の笑い声や鼻歌と渓のせせらぎを聞きながら遊ぶという、ちょっとワタシには贅沢な釣りです。
なぜかこの日もイワナたちは心優しく、サイズは相変わらずちいさいですけど子供たちの目の前で次々とヒット~!
昨日狙った巻き返しでもやはり同じようにヒット~!
水遊びの手を休めては子供たちがネットでランディング。水に浸して冷えた手でそっとイワナの身体を撫でて「うわぁ~!つるつるしていてカワイイ~!」
そしてリリースすると瞬時に岩陰へシュパッ!と泳いでゆくイワナの素早さに感激していました。
最後に岩と岩の間のほんのちいさなスポットにフライを漂わせると鋭いチェイスが!何度かトライするとついにヒット~!
・・が、釣れたのはさらに超オチビさんでした(汗)。そっと優しく水に戻してそこでタイムアップ。


なんだかとても心が満たされたお散歩釣行60分×2日でした。確かに遡行はできず攻めたポイントなんて水遊び区間程度ですが、釣れたイワナもオチビさんばかりでしたが、なんだかとてもとても楽しかったです。
そして素晴らしいキャンプフィールドと美しい渓と心優しいネイティブイワナに感謝して、またこんど必ず来るからね!と皆で誓い、夏休みキャンプの楽しさを存分に満喫しましたとさ。
・・しかし、ラケッジルームとシートの僅かな隙間には・・な、何故か5ピースのグラスロッドとフルーガーメダリストリール、そして真夏向きのフライが何本か入っているフライケースとランディングネットが詰め込まれていた?!・・な~んて、ちょっとシラジラしいぞ(笑)。
そうです・・実は今回ワタシは完全に狙っていました・・
子連れお散歩釣行60分一本勝負を~(笑)!・・ここまで来てまでまたまたセコイ短時間釣行記でスミマセン・・。

家族キャンプと親子釣行の両立はワタシにとって永遠のテーマでした(・・って、そんな大袈裟なことじゃねぇだろ、オイ)。
子供たちがまだ幼い我が家では、常設釣り場があるキャンプ場ならまだしも、携帯も繋がらないような自然渓流に子連れで出撃するのはワタシもまだあまり自信がありません。
しかし今回訪れたキャンプサイトの近くでは、以前に下調べや下見をしたときに「もしかしたらちょっと子供と一緒に遊べるかな?」と思った小渓流を見つけてめぼしをつけてありました。
そしてキャンプ2日目の午後。キャンプサイト近くの散策路を歩き豊かなフィールドを家族で楽しみ、昼食のパスタをいただいてお腹がいっぱい。でもまだまだ子供たちは遊び足りなそうです。
「お~い、川に釣りにでも行くかぁ~?」と声をかけると、「うわ~っ!行きたいよ~!!」と嬉しそうな返事が返ってきました。
ジムニーに乗り込み山道を走ることほんの数分。子供でも入渓しやすそうな地点を発見して斜面を降りて、清らかな水辺に立つと何とか釣りになりそうなポイントがいくつか確認できます。
さっそく子供は冷たい渓の水に手を浸して、綺麗な小石を拾い集めて遊び始めました。そして釣り馬鹿oko父さんも5ピースのロッドを繋いでセッティング開始。
#14黒系パラシュートを結び何気なく大岩の際にフライをキャストするとピシャッ!・・オオッ?!反応があるじゃん!!偏光グラス越しに目を凝らして流れを覗き込むと渓魚の姿がくっきりと見えます!
ちいさいけれどお盆中も連日訪れた大勢の釣り人の針をかわした夏休みイワナです。


ポイントを探り次に小さな巻き返しへフライを投入。水面を漂うフライが巻きを二周三周するのを見つめる子供が「釣れないなぁ~。」とつぶやきます。
そしてその直後にパクッ!「お父さん!緑の目印(パラシュートフライのポストね)が消えたよ~?!あ~っ、釣れた~!!」・・ヒット~!
子供の声が渓に響きます。そして小気味の良い引きがロッドに伝わります。そして魚体が小さいのでネットでランディングするほどでもないのですが(汗)、子供にネットを持たせて掬ってもらいました!
「うわ~きれいなサカナだよ!お父さん、これな~に?
「イワナだよ。小さいけど天然の岩魚。可愛いでしょ!」

落ち着いたそぶりをしてみるワタシですが、内心子供より喜んでいるのは間違いなく釣り馬鹿oko父さんです(笑)。
う、嬉しいっす・・(笑)。まさか釣れるなんて思ってみなかったお気楽子連れ釣行で、小さいって言ったってネイティブのイワナを子供にランディングしてもらうなんて・・ウルウル・・(笑)。
ワタシのちいさなちいさな夢の一つが実現した瞬間のようです(笑)。今回のファミリーキャンプの歓びがさらに倍増したわが親子なのでした。


その後も小さいながらも狙い通りにイワナが反応してくれます。落ち込みの白泡の中からバシャッ!ヒット~!
最初に魚影を見つけた大岩の場所に舞い戻りライズを発見!ピシャッ!ヒット~!
そのたびに子供と一緒に無邪気に笑うワタシなのでした(笑)。
***********************************************
そして翌日。楽しかった時間は瞬く間に過ぎました。充実した2泊3日のキャンプも最終日です。
ワタシがランタンやツーバーナー、各キャンプ機材の片付けを済ませると家内が、「私が寝袋や衣料の片付けをしている間に子供たちとまた釣りに行ってくれば?」
子供たちもまた「やった~!」と大はしゃぎ。当然ワタシも・・子供以上に大はしゃぎでした(笑)。


昨日訪れた釣り場に到着するとなんと3台もの車が停まっています・・(汗)。
「う~む、これでは釣りにならぬ・・。場所を変えよう・・いやいや、子供の水遊びがなによりも優先なのだからべつに釣りにならなくてもいいんだよなぁ~(笑)。」
釣り馬鹿はうっかりすると何処までも馬鹿のままです・・(汗)。
水辺に下りるとちょうど餌釣り師が下流に釣り下がってゆく姿が見えます。そしてワタシたちのすぐ上流には人影が・・でも釣り人ではなく風景撮影をする写真マニアのカメラマンでした。
こんにちは~と声をかけると、
「綺麗な渓流ですね~。」
と、中年のカメラマンの方は美しい景色に随分と感激している様子です。
「そうですよね!この清涼感はたまりませんよね!」
ワタシだって感激しています・・天然イワナだって釣れちゃうし・・(笑)。
そして本日もお散歩釣行どころか水遊び釣行で、当然釣り上がりなんかしないで入渓地点のみで子供の笑い声や鼻歌と渓のせせらぎを聞きながら遊ぶという、ちょっとワタシには贅沢な釣りです。
なぜかこの日もイワナたちは心優しく、サイズは相変わらずちいさいですけど子供たちの目の前で次々とヒット~!
昨日狙った巻き返しでもやはり同じようにヒット~!
水遊びの手を休めては子供たちがネットでランディング。水に浸して冷えた手でそっとイワナの身体を撫でて「うわぁ~!つるつるしていてカワイイ~!」
そしてリリースすると瞬時に岩陰へシュパッ!と泳いでゆくイワナの素早さに感激していました。
最後に岩と岩の間のほんのちいさなスポットにフライを漂わせると鋭いチェイスが!何度かトライするとついにヒット~!
・・が、釣れたのはさらに超オチビさんでした(汗)。そっと優しく水に戻してそこでタイムアップ。


なんだかとても心が満たされたお散歩釣行60分×2日でした。確かに遡行はできず攻めたポイントなんて水遊び区間程度ですが、釣れたイワナもオチビさんばかりでしたが、なんだかとてもとても楽しかったです。
そして素晴らしいキャンプフィールドと美しい渓と心優しいネイティブイワナに感謝して、またこんど必ず来るからね!と皆で誓い、夏休みキャンプの楽しさを存分に満喫しましたとさ。
2009年08月19日
oko父さんの夏休みキャンプ。
職業柄お盆も休暇なしで働いたoko父さんでしたが、17日~19日にようやく短い夏休みになりました。子供たちの夏休みもいよいよラストスパート。ここはいっちょ山に出掛けて無邪気にファミリーキャンプで気持ちよく過そ~う!!
・・な~んて、子供たちを盛り上げているフリして
oko父さんが一番楽しみにしている・・ってのは言うまでもありませんケドね(笑)。

訪れたのは2年ほど前から目をつけていて下見にも来たことがあるキャンプ場。設備はいたってシンプルですがとても清潔で安心。何よりもロケーションが素晴らしい・・。
好天にも恵まれて抜群のキャンプ日和の3日間になりました。タープのロープのペグ打ちをしながら、テントのポールをジョイントしながら・・刻一刻とキモチがとろけてゆくのを自覚していました(笑)。
・・う~ん、サイコーの気分です!


心地よい空気と爽やかな真夏の日差し、そして豊かで鮮やかな緑と大空の青さに癒されて、体内の様々なものが清らかに循環されるような気分です。
・・あぁ・・もはや言葉など要らぬ至福の時間・・。昼食のサンドイッチを頬張りながら、時の流れすらワタシの周りではもはや超スローに変化しているようです(笑)。
「キモチイイねぇ~!」と家族みんなで連発しながらフィールドを楽しんでいるとあっという間に夕刻でした。定番のバーベキューやら缶ビールやら・・チョットいつもよりも進んでしまうoko父さんでした(笑)。


近年は子供がまだ幼かったので、家族ではなかなかこういったフィールドにはキャンプに来れませんでした。設備が整いすぎてちょっと物足りないようなキャンプ場ばかり利用していたので、今回は会心の野営を楽しめました。
あとはもう・・ワタシがつべこべコメントするよりも、デジカメ画像をご覧いただいたほうが雰囲気がよく伝わりますよね(笑)。




↑ 朝の静寂。放牧された牛に見とれる子供たち。孤独を愉しむソロキャンパー・・ライダーのしばしの休息。いいなぁ、ワタシも若い頃はこんな風に(こんなにカッコよくはありませんんでしたが・・)バイクツーリングをしたものです。青春だなぁ~。




近くのトレッキングコースを家族で歩きます。歩き始めると予想以上にハードな行程と距離でしたが、子供たちも逞しくなったものです。目的地ではとても素敵な光景に出会えました。




午後も子供たちとあちこち散策。トンボやキリギリス、そしてとても綺麗な蝶々をキャッチ&リリース。立派な体躯の蝶々には子供たちも感激していました。




そしてまたまた楽しい一日が終わり、皆が寝静まった中で静かに焚き火の日を見つめるoko父さん。今回のキャンプではかなりの満足感です(笑)。

楽しかった時間はあっという間に過ぎて・・だけど今回は色々な好コンディションに恵まれていろいろなことを楽しめたので、体感的にはゆっくりと充実した時間が過ぎていった気がしました。
満足度が高いとこんなにもゆったりとした気分になるんでしょうね。
しかし・・こんなファミリーキャンプの日程なのに、こっそり釣りになんて行こうとしている
釣り馬鹿オヤジがそこにいたのも事実です・・(笑)。

・・な~んて、子供たちを盛り上げているフリして
oko父さんが一番楽しみにしている・・ってのは言うまでもありませんケドね(笑)。

訪れたのは2年ほど前から目をつけていて下見にも来たことがあるキャンプ場。設備はいたってシンプルですがとても清潔で安心。何よりもロケーションが素晴らしい・・。
好天にも恵まれて抜群のキャンプ日和の3日間になりました。タープのロープのペグ打ちをしながら、テントのポールをジョイントしながら・・刻一刻とキモチがとろけてゆくのを自覚していました(笑)。
・・う~ん、サイコーの気分です!


心地よい空気と爽やかな真夏の日差し、そして豊かで鮮やかな緑と大空の青さに癒されて、体内の様々なものが清らかに循環されるような気分です。
・・あぁ・・もはや言葉など要らぬ至福の時間・・。昼食のサンドイッチを頬張りながら、時の流れすらワタシの周りではもはや超スローに変化しているようです(笑)。
「キモチイイねぇ~!」と家族みんなで連発しながらフィールドを楽しんでいるとあっという間に夕刻でした。定番のバーベキューやら缶ビールやら・・チョットいつもよりも進んでしまうoko父さんでした(笑)。


近年は子供がまだ幼かったので、家族ではなかなかこういったフィールドにはキャンプに来れませんでした。設備が整いすぎてちょっと物足りないようなキャンプ場ばかり利用していたので、今回は会心の野営を楽しめました。
あとはもう・・ワタシがつべこべコメントするよりも、デジカメ画像をご覧いただいたほうが雰囲気がよく伝わりますよね(笑)。




↑ 朝の静寂。放牧された牛に見とれる子供たち。孤独を愉しむソロキャンパー・・ライダーのしばしの休息。いいなぁ、ワタシも若い頃はこんな風に(こんなにカッコよくはありませんんでしたが・・)バイクツーリングをしたものです。青春だなぁ~。




近くのトレッキングコースを家族で歩きます。歩き始めると予想以上にハードな行程と距離でしたが、子供たちも逞しくなったものです。目的地ではとても素敵な光景に出会えました。




午後も子供たちとあちこち散策。トンボやキリギリス、そしてとても綺麗な蝶々をキャッチ&リリース。立派な体躯の蝶々には子供たちも感激していました。




そしてまたまた楽しい一日が終わり、皆が寝静まった中で静かに焚き火の日を見つめるoko父さん。今回のキャンプではかなりの満足感です(笑)。

楽しかった時間はあっという間に過ぎて・・だけど今回は色々な好コンディションに恵まれていろいろなことを楽しめたので、体感的にはゆっくりと充実した時間が過ぎていった気がしました。
満足度が高いとこんなにもゆったりとした気分になるんでしょうね。
しかし・・こんなファミリーキャンプの日程なのに、こっそり釣りになんて行こうとしている
釣り馬鹿オヤジがそこにいたのも事実です・・(笑)。


2009年08月12日
増水した小渓のちょうちん釣り。
昨日までの強い降雨であちこちの渓はかなりの増水をしていることでしょう。お散歩釣行に訪れた小渓流もやはり淵がなくなっているほどの増水でした。それでも豊かな森が育む水流は濁りもなく清らかです。
本日もshimaさんにご一緒していただきヤブ沢修行に励むワタシです。しかし水量が増えてワタシにはポイントらしきものがわからない・・(汗)。そこで狙いどころを的確にレクチャーしていただき釣り上がります。

昔だったら・・いや、今日だってもし単独釣行だったら・・こんな増水した小渓流ではワタシはほとんど釣りにならずロクにフライロッドを振ることすらなく撤退していたでしょう。
でも上手いフライフィッシャーがそばに居るだけで、なんだかイケる気になってしまう自分がおかしいです(笑)。そして以前だったら見逃してしまうような小さなちいさなポイントも、「う~む、イワナが居そう!」と思えてしまうから不思議です(笑)。
とは言ってもやはり増水でポイントは限られます。流れが緩むちょっとしたたるみや巻き返しを狙いたいのですが、岩や木々の枝などに邪魔されてヘタクソなワタシでは上手くキャストできません。
「ここは、ちょうちん・・でしょう!」とshimaさん。「へっ?ちょうちん釣り・・ってことですか?」とワタシ。
確かにロッドティップから僅か数十センチのティペットを垂らしてフライをポイントに漂わせるテクニックは小渓流ではけっこう有効と話に聞いたことはありますが、ワタシはほとんどやってみたことがないし釣れたこともありませんでした。
半信半疑で大岩のエグレの小さな巻き返しに、そろりそろりとロッドティップを伸ばしてフライをポトリと落とします。するとすかさずイワナが反応して見に来ます。そして何度かフライを漂わせるとついに・・パクッ!ヒット~!
思わずshimaさんと一緒に「ひゃはは!」と笑いながら感じるイワナの引き(笑)。やっぱり・・釣れちゃったりするんですね(笑)。
でも思えばワタシの渓流釣りの原点もこんなヤブ沢のちょうちん仕掛けのイワナ釣りでした。
まだワタシが20代の頃、ワタシの餌釣りの師匠Hさんとふたりで釣り上がった岩手県の名も無き小渓流で「川虫餌のちょうちん釣り」を教えてもらい、生まれて初めて天然イワナを釣ったっけなぁ・・(懐)。
あれから歳月は流れて・・ふたたび今度はフライフィッシングのちょうちん釣りでイワナを仕留めた・・なんだか感慨深いワタシでした(笑)。


↑ shimaさん
その上流のちいさな落ち込みでも同じようにちょうちん釣りで攻めてみます。増水が幸いしてポイントギリギリまで近づけるので、息を殺すように忍び寄ってフライをポトリ・・ヒット~!
「これもフライフィッシング・・なんだよね(笑)」
と二人で笑い転げていて思わず渓魚のデジカメ撮影を忘れてしまいましたが、ちいさいけどお腹が鮮やかなオレンジ色の綺麗なイワナでした。逢えて嬉しかったぞ~。
さて、本日もワタシはshimaさんのヤブ沢キャスティングを目の当たりにして唖然・・(汗)。
とんとんと渓を遡ってポイントを見極めるや否や、躊躇なくスッ!とキャストを開始して一発で狙い通りの場所にそっとフライを置く・・上手いっス。
「な、何で?!ワタシなんか前後左右上下に目視確認までしてキャストしても木の枝をヒットしちゃうのに・・(汗)。」
「釣り上がりながら、ここは(ロッドを)振れるな・・と見ながら遡行してるのよ~ん。」
・・なるほど・・って言ったってワタシには到底ムリですけどね(笑)。
落ち込み脇のほんの小さな岩陰の巻き返しにもピンポイントキャストで一発投入!ひゃぁ~!フライライン~リーダー~ティペット~フライが吸い寄せられるかのように着水します。あっぱれです!
ワタシもshimaさんにコツや裏技小技をいくつか教えてもらい目からウロコ・・感心することばかりです。
・・でもまぁ、そんな素敵なテクニックも自分のモノにできるかどうかは今後のワタシの練習次第なワケですが・・(汗)。
その後もあれこれ指導していただきながら、僅かな時間の釣行でしたが渓魚の反応を楽しみ遡りました。ワタシにとってこんな増水コンディションでもドライフライでイケる・・でもやはりうまくナチュラルにフライを流さないとライズのしかたやフッキングも良くない・・そんな発見があった有意義な時間でした。
本日もいろいろ勉強になりました!釣れない釣り人oko-rocksのヤブ沢修行はまだまだ奥深き世界に入ってゆくようですね(笑)。shimaさんありがとうございました!
本日もshimaさんにご一緒していただきヤブ沢修行に励むワタシです。しかし水量が増えてワタシにはポイントらしきものがわからない・・(汗)。そこで狙いどころを的確にレクチャーしていただき釣り上がります。

昔だったら・・いや、今日だってもし単独釣行だったら・・こんな増水した小渓流ではワタシはほとんど釣りにならずロクにフライロッドを振ることすらなく撤退していたでしょう。
でも上手いフライフィッシャーがそばに居るだけで、なんだかイケる気になってしまう自分がおかしいです(笑)。そして以前だったら見逃してしまうような小さなちいさなポイントも、「う~む、イワナが居そう!」と思えてしまうから不思議です(笑)。
とは言ってもやはり増水でポイントは限られます。流れが緩むちょっとしたたるみや巻き返しを狙いたいのですが、岩や木々の枝などに邪魔されてヘタクソなワタシでは上手くキャストできません。
「ここは、ちょうちん・・でしょう!」とshimaさん。「へっ?ちょうちん釣り・・ってことですか?」とワタシ。
確かにロッドティップから僅か数十センチのティペットを垂らしてフライをポイントに漂わせるテクニックは小渓流ではけっこう有効と話に聞いたことはありますが、ワタシはほとんどやってみたことがないし釣れたこともありませんでした。
半信半疑で大岩のエグレの小さな巻き返しに、そろりそろりとロッドティップを伸ばしてフライをポトリと落とします。するとすかさずイワナが反応して見に来ます。そして何度かフライを漂わせるとついに・・パクッ!ヒット~!
思わずshimaさんと一緒に「ひゃはは!」と笑いながら感じるイワナの引き(笑)。やっぱり・・釣れちゃったりするんですね(笑)。
でも思えばワタシの渓流釣りの原点もこんなヤブ沢のちょうちん仕掛けのイワナ釣りでした。
まだワタシが20代の頃、ワタシの餌釣りの師匠Hさんとふたりで釣り上がった岩手県の名も無き小渓流で「川虫餌のちょうちん釣り」を教えてもらい、生まれて初めて天然イワナを釣ったっけなぁ・・(懐)。
あれから歳月は流れて・・ふたたび今度はフライフィッシングのちょうちん釣りでイワナを仕留めた・・なんだか感慨深いワタシでした(笑)。


↑ shimaさん
その上流のちいさな落ち込みでも同じようにちょうちん釣りで攻めてみます。増水が幸いしてポイントギリギリまで近づけるので、息を殺すように忍び寄ってフライをポトリ・・ヒット~!
「これもフライフィッシング・・なんだよね(笑)」
と二人で笑い転げていて思わず渓魚のデジカメ撮影を忘れてしまいましたが、ちいさいけどお腹が鮮やかなオレンジ色の綺麗なイワナでした。逢えて嬉しかったぞ~。
さて、本日もワタシはshimaさんのヤブ沢キャスティングを目の当たりにして唖然・・(汗)。
とんとんと渓を遡ってポイントを見極めるや否や、躊躇なくスッ!とキャストを開始して一発で狙い通りの場所にそっとフライを置く・・上手いっス。
「な、何で?!ワタシなんか前後左右上下に目視確認までしてキャストしても木の枝をヒットしちゃうのに・・(汗)。」
「釣り上がりながら、ここは(ロッドを)振れるな・・と見ながら遡行してるのよ~ん。」
・・なるほど・・って言ったってワタシには到底ムリですけどね(笑)。
落ち込み脇のほんの小さな岩陰の巻き返しにもピンポイントキャストで一発投入!ひゃぁ~!フライライン~リーダー~ティペット~フライが吸い寄せられるかのように着水します。あっぱれです!
ワタシもshimaさんにコツや裏技小技をいくつか教えてもらい目からウロコ・・感心することばかりです。
・・でもまぁ、そんな素敵なテクニックも自分のモノにできるかどうかは今後のワタシの練習次第なワケですが・・(汗)。
その後もあれこれ指導していただきながら、僅かな時間の釣行でしたが渓魚の反応を楽しみ遡りました。ワタシにとってこんな増水コンディションでもドライフライでイケる・・でもやはりうまくナチュラルにフライを流さないとライズのしかたやフッキングも良くない・・そんな発見があった有意義な時間でした。
本日もいろいろ勉強になりました!釣れない釣り人oko-rocksのヤブ沢修行はまだまだ奥深き世界に入ってゆくようですね(笑)。shimaさんありがとうございました!
2009年08月08日
色黒イワナが棲む谷。
8月5日のヤブ沢修行釣行に続き、翌日6日にも連戦でお散歩釣行出撃してきました。しかもこの日はなんと、ワタシの60分短時間釣行になどありえない(?)はずの同行者が登場です。
「よろしかったらお散歩釣行にお付き合いするよ~♪」
とメッセージをくださったのは、サイトフィッシングの鬼であるフライフィッシャーshimaさんです。
ワタシのセコいお散歩釣行などに付きあっていただけるのは何だか申し訳ないと思いながらも、待ち合わせ場所でshimaさんを捕獲して、エアコンの効かないワタシのポンコツジムニーの助手席に無理やり押し込み(笑)、悪路の林道をドカドカと走りました。
shimaさんに御案内していただき到着したのは、またまた本日もヤブ沢です。しかも前日遊んだ渓よりヤブ難易度レベルはやや高そうです(汗)。
う~む・・でもちょっと面白そうな小渓流で楽しみです。張り切って行ってみましょうか!
***********************************************
前日試したショートリーダー&ティペットはこの渓でもワタシには扱いやすいようです。それでも何度か木の枝や岩を見事にヒット連荘をするヘタクソなワタシですが(汗)・・まぁ、なんとか釣りになります(笑)。
小さな滝の下の流れをワタシのフライが漂います・・手前の倒木に引っかかるなよ~!とひやひやしているとバシャッ!ヒット~!

元気にロッドを曲げてくれたのはいかにも谷底の薄暗い渓に棲むイワナ・・といった感じの黒っぽい魚体です・・暗い場所での撮影のためブレてピンボケでスミマセン・・。
いいですね~こういう綺麗なイワナ!嬉しいです!
平水よりはかなりの渇水状態のようですが、イワナの釣り場らしいひっそりとした渓相で、ひんやりしっとり湿った空気が漂う気持ちの良い小渓流です。
ヤブ沢のわりには比較的開けた区間もあり、けっこうサクサクと遡行が可能です。そしてロッドを振るたびフライをキャストするたびに、
「ん~、出ないね。次ぃ~!」
「おっ?!あ~惜しいねぇ~(笑)!」
「やった~!出たぁ~!うひゃひゃぁ~(笑)。」
谷底に釣り馬鹿オヤジふたりの笑い声が響きます。これなら鬱蒼とした森のなかでも熊避け鈴いらずで獣も近寄りませんね(笑)。
shimaさんのキャスティングやアプローチを見ているとワタシにはとても勉強になります。ヤブ沢だってシュパッ!と一発で狙ったポイントにフライを投入。小さな場所はリーダーキャスト。フライラインがほとんど出ていないのにとても滑らかでスムーズにラインが伸びてゆきます。
う~む、さすがです。当然ワタシだって真似してみるのですが、ぜ~んぜん上手くいきません(笑)・・修行あるのみですな・・。


↑ shimaさん
さて、終了予定時間も迫ってきたところでちょっとした滝がある淵に到着。渓魚が潜んでいる雰囲気がじゅうぶんあります。
流れの右側の大きな巻き返しは、ワタシがポイントの構成を理解できずに攻めきれません・・(汗)。
左側の本命ポイントは深みがあり、きっと・・出るはずです!何度かフライをキャストするとピシャッ!と小さく反応します・・がフッキングせず・・。
む~ん・・ダメかぁ・・と思いながらも目を凝らして暗い流れを見つめると、渓魚が餌か何かを探すように泳ぐ姿がうっすらと確認できます。やる気はあるんじゃないかな・・。
そしてしつこくフライをキャスト・・バシャッ!ヒット~!
とくに大物ではないのですが、この小渓流のスケールとしてはまずまずのサイズの魚影が水中で反転します。そして一気にロッドをギュンギュンと曲げてなかなか強烈な引きでファイトします!ひゃぁ~!楽しいっス!
やはり厳しい環境を生き抜いてきたネイティブは強靭なんですね。何度も何度もロッドを絞り水中に突っ込みワタシを喜ばせてくれます(笑)。
そしてshimaさんの前でなんとも不器用にネットを差し伸べるワタシ・・ちょっとお恥ずかしいスマートさに欠けるランディングシーンでしたが・・無事にネットイン!

これまた腹部は鮮やかなオレンジ、暗い川床に溶け込むような体色で渋~いいぶし銀の色黒イワナさまでした。なんだかめちゃめちゃカッコイイ渓魚です。お逢いできてワタシは嬉しいぞ~!
***********************************************
shimaさんにはお散歩釣行に付き合ってもらったというより、完全にワタシのフィッシングガイドとして連れ出したようで申し訳なかったですが(笑)、おかげでとても貴重な釣りをさせていただきました。
おまけに美味しいアイスコーヒーも持参していただいて、ほんとうにありがとうございました!
やはり上手いフライフィッシャーと一緒に釣りをすると、「ワタシもいつかもっともっとフライが上達したいなぁ・・。」と強く思います。
そのためには、修行・練習あるのみですね!
「よろしかったらお散歩釣行にお付き合いするよ~♪」
とメッセージをくださったのは、サイトフィッシングの鬼であるフライフィッシャーshimaさんです。
ワタシのセコいお散歩釣行などに付きあっていただけるのは何だか申し訳ないと思いながらも、待ち合わせ場所でshimaさんを捕獲して、エアコンの効かないワタシのポンコツジムニーの助手席に無理やり押し込み(笑)、悪路の林道をドカドカと走りました。
shimaさんに御案内していただき到着したのは、またまた本日もヤブ沢です。しかも前日遊んだ渓よりヤブ難易度レベルはやや高そうです(汗)。
う~む・・でもちょっと面白そうな小渓流で楽しみです。張り切って行ってみましょうか!
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前日試したショートリーダー&ティペットはこの渓でもワタシには扱いやすいようです。それでも何度か木の枝や岩を見事にヒット連荘をするヘタクソなワタシですが(汗)・・まぁ、なんとか釣りになります(笑)。
小さな滝の下の流れをワタシのフライが漂います・・手前の倒木に引っかかるなよ~!とひやひやしているとバシャッ!ヒット~!

元気にロッドを曲げてくれたのはいかにも谷底の薄暗い渓に棲むイワナ・・といった感じの黒っぽい魚体です・・暗い場所での撮影のためブレてピンボケでスミマセン・・。
いいですね~こういう綺麗なイワナ!嬉しいです!
平水よりはかなりの渇水状態のようですが、イワナの釣り場らしいひっそりとした渓相で、ひんやりしっとり湿った空気が漂う気持ちの良い小渓流です。
ヤブ沢のわりには比較的開けた区間もあり、けっこうサクサクと遡行が可能です。そしてロッドを振るたびフライをキャストするたびに、
「ん~、出ないね。次ぃ~!」
「おっ?!あ~惜しいねぇ~(笑)!」
「やった~!出たぁ~!うひゃひゃぁ~(笑)。」
谷底に釣り馬鹿オヤジふたりの笑い声が響きます。これなら鬱蒼とした森のなかでも熊避け鈴いらずで獣も近寄りませんね(笑)。
shimaさんのキャスティングやアプローチを見ているとワタシにはとても勉強になります。ヤブ沢だってシュパッ!と一発で狙ったポイントにフライを投入。小さな場所はリーダーキャスト。フライラインがほとんど出ていないのにとても滑らかでスムーズにラインが伸びてゆきます。
う~む、さすがです。当然ワタシだって真似してみるのですが、ぜ~んぜん上手くいきません(笑)・・修行あるのみですな・・。


↑ shimaさん
さて、終了予定時間も迫ってきたところでちょっとした滝がある淵に到着。渓魚が潜んでいる雰囲気がじゅうぶんあります。
流れの右側の大きな巻き返しは、ワタシがポイントの構成を理解できずに攻めきれません・・(汗)。
左側の本命ポイントは深みがあり、きっと・・出るはずです!何度かフライをキャストするとピシャッ!と小さく反応します・・がフッキングせず・・。
む~ん・・ダメかぁ・・と思いながらも目を凝らして暗い流れを見つめると、渓魚が餌か何かを探すように泳ぐ姿がうっすらと確認できます。やる気はあるんじゃないかな・・。
そしてしつこくフライをキャスト・・バシャッ!ヒット~!
とくに大物ではないのですが、この小渓流のスケールとしてはまずまずのサイズの魚影が水中で反転します。そして一気にロッドをギュンギュンと曲げてなかなか強烈な引きでファイトします!ひゃぁ~!楽しいっス!
やはり厳しい環境を生き抜いてきたネイティブは強靭なんですね。何度も何度もロッドを絞り水中に突っ込みワタシを喜ばせてくれます(笑)。
そしてshimaさんの前でなんとも不器用にネットを差し伸べるワタシ・・ちょっとお恥ずかしいスマートさに欠けるランディングシーンでしたが・・無事にネットイン!

これまた腹部は鮮やかなオレンジ、暗い川床に溶け込むような体色で渋~いいぶし銀の色黒イワナさまでした。なんだかめちゃめちゃカッコイイ渓魚です。お逢いできてワタシは嬉しいぞ~!
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shimaさんにはお散歩釣行に付き合ってもらったというより、完全にワタシのフィッシングガイドとして連れ出したようで申し訳なかったですが(笑)、おかげでとても貴重な釣りをさせていただきました。
おまけに美味しいアイスコーヒーも持参していただいて、ほんとうにありがとうございました!
やはり上手いフライフィッシャーと一緒に釣りをすると、「ワタシもいつかもっともっとフライが上達したいなぁ・・。」と強く思います。
そのためには、修行・練習あるのみですね!
2009年08月06日
真夏のヤブ沢修行。
お散歩釣行に訪れた渓は8月だというのに思いのほか爽やかな風が吹いていました。そしてちょっとした淵を覗き込むと水中からシュパッ!と何かが飛翔してビックリ!な?なんだ??鳥?魚??
なんとかなりの落差がある垂直に落ちる流れをイワナが滝登りをしていたのでした。すげーっ!!イワナってこんなにもジャンプするの?!何メートルあるんだろう?ちょっとワタシ感動すらしました(笑)。
水中をよく見るとイワナが数尾泳いでいます。当然フライをキャストしますが無反応・・(汗)。イワナたちはより上流へ遡上するのに夢中のようで、いつもだったらちょっとの人影にも逃げ惑うのに全然ワタシの存在なんか気にならないようです・・。
さて、きまっていつも苦戦・撃沈している籔沢や小渓流でのフライフィッシング・・。ワタシなりに敗因を分析したところ(笑)、どうやらまともにキャスティングすらできずフライを水面に流せられない・・というのが一番だろうか・・(汗)。
フライロッドを振るたびに前後左右の樹木などに引っ掛けてしまいワンキャスト&ワン籔ヒット・・。なんとかフライを投入すればドリフトする前に岩に引っかかったり流れに揉まれたり・・。
これじゃぁ・・フライを水面に浮かべることすらできていませんなぁ・・。
というわけで、だからといって急速にヘタクソなワタシのキャスティングやドリフトのテクニックが向上するはずはないので、それだったら思いっきりショートリーダーシステムに切り替えて、ワタシのアタマの中も切り替えて(笑)籔沢修行に出撃なのでした。

いつも使っているリーダーのバット部分をテーパーが始まるギリギリでバッサリとカットしてティペットを継ぎ足して、全長にして8フィート前後にしてみました。普段は小渓流に出掛けた時でもついつい横着をして、一般的なスケールの渓で使っている12~14フィートのリーダー&ティペットのままでワタシは使っています。
どうやらそれがワタシにはマズかったと今頃になって気づきました(汗)。
立ち位置やフライを流す方向、渓の流れ方・・それらに気をつけてみるだけでけっこうショートリーダーでもそこそこうまく流せ、打ち返しもラクなのでピンポイントを攻めやすいということがチョットずつわかってきました。う~ん・・やはり練習あるのみなんだなぁ。
本日訪れた小渓流は籔ボサ難易度レベルはそれほど高くない釣り場です。水質も透明で比較的浅い区間なので、偏光グラス越しにイワナがフライに反応するのがよく観察できます。
よ~く見ていると、やはりうまくキレイにフライが流れないと反応しません。そして多少水面がザワザワとした流れに居るイワナほど元気に飛び出してくるようです。フラットな流れの渓魚はかなり神経質そうですね。
ショートリーダーのおかげで樹木ヒットの確率が減少したので(笑)、ドラグは掛かりやすいもののフライを水面に流している時間が増えました。ピンポイントや大岩裏の巻き返しにキャスト&ドリフトするのも我ながら精度が高くなった気がするし・・。
ここの渓ではこのシステムがワタシに合っているようですね。

というわけで、以前は苦手意識があったこの渓の区間でぽつぽつとイワナと遊んでもらいました。さきほどのイワナの滝登りシーンを目撃した後なので、ヒットしたイワナたちの元気なファイトには納得です(笑)。
ああやって上流へ上流へと次々と難関を越えて旅をするネイティブイワナです。サイズ的にはたいしたこともないのにフライロッドをギュン!と曲げて楽しませてくれる・・そんなパワーを持っていて当然なんですね。
あっという間に60分の釣行時間が経過しました。キモチはより上流へ!なんですけどね・・(泣)時間があればもっと楽しめるのになぁ・・いやいや僅かでも遊べるだけ贅沢かな(笑)。
何度かのフッキングミス、バラシ、すっぽ抜け・・今日も反省点がいくつも噴出しましたが、まずはこのショートリーダーシステムで、ニガテな籔沢・小渓流克服への糸口になりそうな気がしてきました。
う~ん・・修行あるのみですね(笑)。


そうそう!こんな ↑ オチビさんいじめも軽減しなくてはいけませんねワタシは(笑)。
よ~し、次回のお散歩でもがんばって練習です(笑)。・・でも、本格釣行・・行きたいなぁ~(笑)。
なんとかなりの落差がある垂直に落ちる流れをイワナが滝登りをしていたのでした。すげーっ!!イワナってこんなにもジャンプするの?!何メートルあるんだろう?ちょっとワタシ感動すらしました(笑)。
水中をよく見るとイワナが数尾泳いでいます。当然フライをキャストしますが無反応・・(汗)。イワナたちはより上流へ遡上するのに夢中のようで、いつもだったらちょっとの人影にも逃げ惑うのに全然ワタシの存在なんか気にならないようです・・。
さて、きまっていつも苦戦・撃沈している籔沢や小渓流でのフライフィッシング・・。ワタシなりに敗因を分析したところ(笑)、どうやらまともにキャスティングすらできずフライを水面に流せられない・・というのが一番だろうか・・(汗)。
フライロッドを振るたびに前後左右の樹木などに引っ掛けてしまいワンキャスト&ワン籔ヒット・・。なんとかフライを投入すればドリフトする前に岩に引っかかったり流れに揉まれたり・・。
これじゃぁ・・フライを水面に浮かべることすらできていませんなぁ・・。
というわけで、だからといって急速にヘタクソなワタシのキャスティングやドリフトのテクニックが向上するはずはないので、それだったら思いっきりショートリーダーシステムに切り替えて、ワタシのアタマの中も切り替えて(笑)籔沢修行に出撃なのでした。

いつも使っているリーダーのバット部分をテーパーが始まるギリギリでバッサリとカットしてティペットを継ぎ足して、全長にして8フィート前後にしてみました。普段は小渓流に出掛けた時でもついつい横着をして、一般的なスケールの渓で使っている12~14フィートのリーダー&ティペットのままでワタシは使っています。
どうやらそれがワタシにはマズかったと今頃になって気づきました(汗)。
立ち位置やフライを流す方向、渓の流れ方・・それらに気をつけてみるだけでけっこうショートリーダーでもそこそこうまく流せ、打ち返しもラクなのでピンポイントを攻めやすいということがチョットずつわかってきました。う~ん・・やはり練習あるのみなんだなぁ。
本日訪れた小渓流は籔ボサ難易度レベルはそれほど高くない釣り場です。水質も透明で比較的浅い区間なので、偏光グラス越しにイワナがフライに反応するのがよく観察できます。
よ~く見ていると、やはりうまくキレイにフライが流れないと反応しません。そして多少水面がザワザワとした流れに居るイワナほど元気に飛び出してくるようです。フラットな流れの渓魚はかなり神経質そうですね。
ショートリーダーのおかげで樹木ヒットの確率が減少したので(笑)、ドラグは掛かりやすいもののフライを水面に流している時間が増えました。ピンポイントや大岩裏の巻き返しにキャスト&ドリフトするのも我ながら精度が高くなった気がするし・・。
ここの渓ではこのシステムがワタシに合っているようですね。

というわけで、以前は苦手意識があったこの渓の区間でぽつぽつとイワナと遊んでもらいました。さきほどのイワナの滝登りシーンを目撃した後なので、ヒットしたイワナたちの元気なファイトには納得です(笑)。
ああやって上流へ上流へと次々と難関を越えて旅をするネイティブイワナです。サイズ的にはたいしたこともないのにフライロッドをギュン!と曲げて楽しませてくれる・・そんなパワーを持っていて当然なんですね。
あっという間に60分の釣行時間が経過しました。キモチはより上流へ!なんですけどね・・(泣)時間があればもっと楽しめるのになぁ・・いやいや僅かでも遊べるだけ贅沢かな(笑)。
何度かのフッキングミス、バラシ、すっぽ抜け・・今日も反省点がいくつも噴出しましたが、まずはこのショートリーダーシステムで、ニガテな籔沢・小渓流克服への糸口になりそうな気がしてきました。
う~ん・・修行あるのみですね(笑)。


そうそう!こんな ↑ オチビさんいじめも軽減しなくてはいけませんねワタシは(笑)。
よ~し、次回のお散歩でもがんばって練習です(笑)。・・でも、本格釣行・・行きたいなぁ~(笑)。