ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2019年03月26日

残雪渓でお散歩釣行?

暖かな日差しの好天に期待して、午後からお散歩釣行に出撃。
林道をひた走ると、数十メートル先に真っ黒なツキノワグマが横切る(汗)。
・・果たして熊が出没する山中で「お散歩」って、いったいどうなんだろうか (^^;)
一応その区間はパスして(・・それでも釣りをするんかい?!)谷斜面を滑り落ちるように降りる。
道路の雪はだいぶ融けたけど、谷底にはまだまだ雪が残ってるね。

入渓して最初のポイント。流れを漂うフライにイワナがライズ&ジャンプ!・・がヒットには至らず。
しつこく何度も狙ったんだけど、再び水面には浮上せず終わる。
それでも幸先よく反応があったからと期待したんだけど・・その後は不発続き・・(泣)。
ようやく最初のイワナがヒットしたのは、なんのことはない瀬の流れ。だけど「狙って釣った感」が乏しいのでイマイチ納得がいかない。
・・まぁ、このコンディションでドライで出てくれただけでもありがたいんだけどね (^_^.)

遡行するほどに、岸辺の雪は増えてゆく。だけど・・
・・果たしてこの残雪での「お散歩」って、いったいどうなんだろうか (-_-;)
ユキシロによる水温低下で活性が下がったのか、餌師の仕掛けがけっこう木の枝に引っ掛かっているから、釣り人にイジメられたのか?
時々はフライに反応があるんだけど、フッキングまでは至らない・・。
いやいや、自分のドリフト精度が低くて、ドラグを嫌われているのかもしれないね。

「ここで出なかったら、もう帰ろうかな?」級のポイントに到達。
流れ込み脇の緩い流れが怪しい・・イワナらしいライズ!・・ヒット~♪



何とか記念写真撮影に耐え得るイワナをキャッチ。だけどさすがにもう、ここまでかな?
上流は残雪もますます多くなり、気温もだいぶ下がってきて、吹く風も冷たく感じます。
・・果たしてこんな過酷な状況での「お散歩」って、いったいどうなんだろか (?_?)




それでもなんだかんだと釣り上がり、最終ポイント予定だった場所からチビイワナを追加して終了。
貧果のお散歩釣行でしたが、終わってみれば「ホントにそれって、お散歩って言えるのかな?」
・・と思えるような釣行でした(苦笑)。
ホント、本格的な春が待ち遠しいっス 。  


2019年03月19日

釣りバカ冬眠から目覚める

春の暖かな日差しと青空に誘われて、今シーズン初釣行に出撃。釣りバカokoオジサンが冬の眠りから、ようやく遅い目覚めをしました (^_^.)
ホントは今日は行くつもりもなかったから、シーズン初戦で何かと忘れ物があるような気もするけど、ドカドカっとジムニーに荷物を放り込み、ワインディングロードを駆け上がる。

雪に脚を沈め苦労しながらも深い谷に降り立ち、バンブーロッドを振り始めた時刻はすでに昼過ぎ・・(汗)。
ティペットの先に結ぶべきはニンフやミッジか・・いやいや、ここは「男らしく」#13オオマダラスペントで勝負だ!・・どこが男らしいのかよくわからんが(笑)。
残雪の中でもユスリカやコカゲロウがハッチしている。景色はまだまだ冬だけど、春めいた日差しに照らされて水棲昆虫たちも目覚めているんだね。

さて、肝心の渓魚たちはどうだ?落ち込み脇の反転流を漂うフライに、モコっとイワナが食いついた!・・ロッドから伝わる今年初めての渓魚の感触が嬉しい・・が、初バラシ・・(ToT)/~~~
まあ良い。ドライでイケることが判明したので、迷いなくオオマダラスペントで釣り上がれるよね。

程よい水深の流れ込み。イワナらしいライズフォームで水面のフライが静かに消えた・・バンブーが気持ちよく曲がり、イワナが疾走る!
今年初ヒットは嬉しいな。やっぱフライフィッシングがサイコーに面白いよね~♪



その後も雰囲気があるポイントからは、けっこう面白いように反応がある。だけどどういうわけかイマイチフッキングに至らないことも多く・・渓魚たちもまだ水面の獲物を食べ慣れていない季節なのかな?4回アタックしてフライを食い切れずに終わったイワナもいました。




いかにもイワナが潜んでいそうな泡溜まりの巻き。フライをキャストすると、やはり吸い込まれるように水面から消えてヒット~♪
冬の厳しさを乗り越えた、精悍なネイティブの顔つき。ちょっと痩せているけど、これから餌をモリモリ食べて、たくましい魚体に成長してね。



その後もサイトで狙ったり、盛期のようなポイントからイワナが飛び出したりで楽しいひと時。
だけど3時間ほど釣り上がったところで、水の冷たさに耐えられなくなり、残雪も増えて遡行が困難になり終了。
短時間ではありましたが、オフシーズン中に修理したバンブーやウェーダーのチェックも出来たし、テストしたかったフライも戦果をあげたし。
残雪の渓にて、今シーズン初釣行としてはまずまずの釣果で楽しかったです。  


2019年03月01日

春への期待を巻く

先日ふと立ち寄った中古釣り具ショップで、古いフライマテリアルを見つけました。
メイフライなどのリアルなウィングになる素材。かれこれ10年以上も昔の話だけど、このマテリアルに凝って色々なフライを巻いたっけな。
・・でも当時はワタシのタイイングの腕も今よりもっと未熟で、フライの出来上がりはどれもイマイチだった記憶があるけどね・・(^^;)
なんだか久々にコレを使って、フライを巻きたくなりました。




#16 フライウィング ノーハックルダン
フック : MARUTO d04 #18~#14
ウィング : シマザキ フライウィング Ⅱ(ミディアムグレイ)
テイル: コック デ レオン
アブドメン : ストリップドグースクイル
ソラックス: 各種ポリダビング材

そう言えば、ワタシのお気に入りフックメーカー MARUTOさんから、いつの間にか新作フライフックと試作品限定ミッジフックなどが発売されていたので入手。
その他にもハックルやらエルクヘアやらダビング材やら、あれこれ購入して本格的な春に向けてタイイングに励もうか!



#13 フライウィング スペントアブ
フック : MARUTO d792 #13~#11
ウィング : シマザキ フライウィング Ⅱ(ミディアムグレイ)
ボディー: クリスタルダブ(ブラック)
インジケーター : CDC(ケイヒルクリーム)

ちょっと写真写りが悪いんだけど(苦笑)、雪解けの山岳渓流でのイワナ狙いに試してみたいね。
黒い半沈みボディーとスペントウィング。早春の渓谷でアブがブンブン飛び回っているわけじゃないんだけど、水に落ちて流下するテレストリアルを意識させるようなシルエットが、ミッジやコカゲロウ系フライよりも源流イワナたちに良~く効くと思うんだけどね・・って、ワタシの勝手な思い込みですが(笑)。