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2013年01月31日

シロハラコカゲロウってこんな感じ?

数年前の3月、蒲田川釣行でのワンシーン・・
・・ライズなしハッチなし、渓魚の反応は激シブで釣れないし、寒くて時折吹雪くしで散々な釣行ですっかりメゲているワタシ(泣)。あきらめの境地でクリーム色のフライを投げやりな気分でキャスト・・。
すると・・いつの間にやら気がつけば水面に、ハッチしながら流下する水棲昆虫が多数出現し始めている・・
「あれが、シロハラってやつか・・?」

・・直後にあっさりとヤマメが釣れて、辛うじてその日のボウズをなんとか回避・・(苦笑)。
釣り仲間の話や雑誌の記事などで「蒲田ではシロハラが効く」ってことを知ってはいましたが、いざ自分で体験してみると印象に残りましたね。

こちら北信州では春の訪れが遅く、5月のゴールデンウィークを過ぎたってまだ本格化しない渓が多いのです。そしていざ渓魚たちが目覚めると・・ユスリカからコカゲロウ、カディスだストーンフライだが一気に湧き上がる。そしてネイティブ渓魚たちが狂ったように捕食を開始して・・。
だから、ワタシ的にはある特定種の水棲昆虫にこだわったフライよりも、おおまかなフライパターンで釣行を通してしまうことが多いのです。
でもシロハラにはやはり思い入れがあるので、早春には必ずタイイングしちゃうんですよね~。



ハックルをけっこう厚めに4ターン巻いた釣り上がり用 #16シロハラコカゲロウパラシュート

フック : MARUTO c47 #16~18
ウィング : TMCエアロドライウィング/タン
ボディー : ストリップドグースクイル/ホワイト
ソラックス: フライライト/ペールモーニングダン
ハックル :  シルバーバジャー
テイル : エルクホック

早期から豊富な水棲昆虫が見られる河川は魅力的です。蒲田川にはまだ数回しか行ったことがないし、納得する釣りを経験できたことなど少ないワタシですが、チャンスがあれば今シーズンもぜひとも挑んでみたいですね。
そんな思いを馳せながらシロハラコカゲロウをタイイング。CDCダンやスパークルダンもいいですが、ハックルを密に巻いたバージョンとまばらに巻いたバージョンのパラダンを用意してみようかな。



私的シロハラコカゲロウパラシュートってこんなカンジの色調かな・・。これもまた春を待つフライ。コツコツとタイイングしフライボックスにストックして、渓流シーズンの開幕を待ちわびるワタシなのでした・・(^_^;)  


2013年01月25日

フライフックの性能に頼るか。

早いところではもう来週末には解禁になる渓もあるんですね。こちら信州の渓のお目覚めはまだまだ先ですけど、そろそろ正月以来サボっていたフライタイイングを再開しようかな・・(汗)。
                    


#14ノーネームパラシュート
フック : MARUTO c47 #12~18
ボディー: グースクイルバイオット(オリーブなど)
リブ: フラッシャブー
ボディーコーティング: セメダインスーパーX
ソラックス: 各種ダビング材(ペールモーニングダンなど)
ウィング : TMCエアロドライウィング 各色
ハックル: シルバーバジャー

自分の渓流FF昨シーズンを回想してみると、痛~いバラしシーンが次々と目に浮かぶワタシです・・(汗)。
・・5月のお散歩釣行・・無邪気にライズを繰り返すそこそこ良型のヤマメ。疑いもなくワタシの#18スパークルダンを吸い込みヒットしたものの、ランディング体勢を整えようとした瞬間に、軽く頭を振ったヤマメの口からフックがあっさりと外れて痛恨バラシ・・(泣)。
・・シーズン終盤のナーバスヤマメとの対決・・#20ピーコックミッジパラでまんまと仕留めたかに思えたが、トリッキーなローリングファイトでかわされた・・(泣)。

・・ほかにも数々のバラしをしてしまった昨シーズンでしたが、比較的小さなサイズのフライでの、特にヤマメ相手での痛~い思い出が印象に残っています(苦笑)。
バーブレスフックだからある程度しかたがない、そもそもバラすのは自分のウデがワルい・・のは十分承知はしていますが、もっとフライフックの性能に頼ってみてもいいのかなと・・も思います。



以前から使用していたMARUTO c47というフライフック。ヤマメ向きと言われるTMC206BLにそっくり(ほぼ同じ?)な形状。
個人的にはこのフック、実はけっこうバレにくいんじゃないかな?・・という気がしていました。春のミッジングシーンでもc47にタイイングした#20ユスリカアダルトが良く効いて、しかも不安なくランディングまで持ち込めました。
そう言えばフライフィッシング専門誌のバックナンバーにもフライフックの記事があり、206BLのフッキング・ホールディング性能の優位性などが紹介されていたっけなぁ。 

このフックはデザインが若干のアップアイ&カーブシャンクのため、これまでワタシはなんとなく特定のフライパターンにのみタイイングしてきました。
でも今シーズンはもっとこのフライフックを活用してみようかな・・「痛恨バラし減少」を目標にすべく・・ね(笑)。
・・と言うことで、さっそく早春の定番フライCDCダンなどをMARUTO c47でタイイング。この手のフライはスタンダードなストレートシャンクフックに巻くものだとの思い込みが強かったワタシでしたが、巻いてみるとコレはこれでイケますね ♪



フック : MARUTO c47 #16~20
ボディー: グースクイルバイオット(オリーブグリーン)
ソラックス: 各種ダビング材(ダークオリーブなど)
CDC: タン
テイル: エルクホック(ナチュラル)

そのほかにもパラシュートなどのオーソドックスなフライパターンにこのフックで巻いてもいい感じです。
「このフライパターンには#〇〇のこのフックが一番ぴったりと巻ける。」
・・ワタシにとってそんな思い入れがあるフライフックは、メーカーを問わず他にもいくつかあります。でも思い込みを排除してシーンに合わせたチョイスをして、「フライフックの性能」を引き出して頼るフライタイイングもしてみよう。
そして今年も存分に釣行を楽しめるシーズンになればいいなぁ・・春が待ち遠しいぞ・・。  


2012年12月16日

ストーンフライで妄想フライフィッシング。

何だかんだで行事や野暮用続きな師走の休日。ちょっとした空き時間にフライをタイイングするのが、この時期としてはワタシにとって精一杯のFF的活動(苦笑)。
来シーズンのフライフィッシングシーンを妄想して、あれこれフライパターンを巻きます。

現実的なキモチで来年の解禁を想定したミッジばかりを巻いたりしていたら、何だか無性に盛期のフライが巻きたくなってきた。
淡い色彩で繊細なスプリングクリークパターンもいいけど、もっと存在感がある色調のフライでもタイイングしようかな・・。
イメージは盛春~初夏の麗しき新緑の渓谷に広がるライズリング・・ブナの森の木々の葉が水面に映る長い淵に、ゆったりとドリフトするストーンフライ・・。


                                    
水底から大きな胸鰭を広げてブワッとイワナが浮上して、カッと赤いエラを開きフライを飲み込む・・グン!とアワせたバンブーロッドがギュン!としなり、水中で良型が頭をグワングワンンと振り抵抗する・・
・・その躍動感を満喫しながら魚体をランディングネットにそっと促し・・釣りバカの至福の瞬間である・・あぁ、ホントにおバカな妄想だね~(笑)。
釣りに行ってない禁断症状を通り越して、すっかりイカれているワタシなのでした(苦笑)。

ウィングのCDCはあえてダークタン。正直言って薄暗い渓谷などでは視認性は落ちるのだけれど、経験上明るい色合いのCDCよりもスレた渓魚の反応がいいと感じます。
底石が白い渓や白泡が多いポイントでは、逆に水面から浮き上がるように見えるんですよね。


                                    ↑ 右は#16イエローサリー
フック : MARUTO c41SE #16~14
ウィング : CDC(ダークダン)
ボディー : ストリップドグースクイル
ソラックス : ラスティーブラウンなどのダビング
ハックル&テール : ブラウン

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夕刻には我が家の忘年会に出撃(笑)。今年もいろいろありましたが、家内や子供たちにはあれこれがんばってもらったりガマンをしてもらったり・・。
一年間お疲れさまでした。残る年末も風邪などひかぬよう、気を引き締めましょう。



居酒屋ではチョイとビール&焼酎など飲みすぎて・・(苦笑)。まぁいいじゃないっすか、多少のお酒もoko父さんの栄養ドリンク剤みたいなものですからネ・・(笑)。  


2012年11月18日

コカゲロウクリップルへの期待。

里山の頂には寒々しく雪化粧、こちら信州は窓からの眺めが晩秋から初冬へ移行する季節。
だけどもデスクに座りバイスに向かうと、釣りバカ魂が早くも来春の渓流にまで浮遊しちゃったりするワタシです(笑)。
寒さに弱いへなちょこフライマンoko父さんにとって、秋~冬の夜長はフライタイイングシーズンの開幕でもあります。フライパターンが紹介された書籍や釣り雑誌をパラパラめくりながら、来シーズンが開幕したら使ってみたいフライを巻いたりしています。



#18コカゲロウクリップル・・プールや小さなポケットウォーターなどの、スローでフラットな水面で出番が多いライズハンターフライ。クリップルダンからハックルを省いて、よりマテリアルをシンプルにしました。
ボディー&シャック部分が斜めに半沈みする、コカゲロウが羽化する瞬間の姿を模したフライパターン。抜け殻を引きずりながら水面から飛び立とうとしている水生昆虫を、解禁直後の蒲田川や春うららな地元の渓で見かけることがあります。
そんなカゲロウの状態を、クリップルって上手く演出してくれるんですよね~。



出来上がりはちょっとインジケーターとなる部分のCDCが長いかな。実際にはウィングのCDCは、釣り場で状況によりクリッパーでカットして使っています。
水面からぶら下がるタイプの半沈みフライ、サイズも小さな早春マッチ・ザ・ハッチのフライを渓魚たちが吸い込んで・・釣りバカ妄想が膨らみます(笑)。
来シーズンの渓にはどんな春が訪れるのだろう?#18コカゲロウクリップルの活躍には期待しちゃうな~♪

フック : MARUTO d04 #18~20
ウィング : CDC(タン)
ボディー : ストリップドグースクイル(オリーブ、ブラウンなど各色)
ソラックス: フライライト、ファインダブなど(PMD、クリームバリアント、ゴールデンイエロー)
シャック: キンキーズィーロン(オリーブグリーンなど各色)  


2012年11月05日

ユスリカアダルトを巻きためる。

9月末の渓流シーズン禁漁間際には「オフにはオイカワ釣りや管釣りで遊んじゃうぞ~♪」・・な~んてもくろんでいたワタシでしたが、なんだかんだで秋はあれこれ行事やら何やらでフライフィッシングどころではなく・・まぁ、例年10~11月のこの時期はこんなものなんですけどね・・(^_^;)
それでも時折バイスに向かってミッジフライを巻いたりなんかはしてました。気がつけば何十本もの#20CDCユスリカアダルトが出来上がっていて、いつでもオイカワミッジングに出撃できる体勢ではありますけど・・(苦笑)。



個人的にはミッジの中でも信頼性が高いCDCユスリカアダルト。サイズは#18~22でマテリアルは最小限のシンプルフライ。
早春のミッジングシーンはもちろん、渓流シーズンの本格的な開幕が遅い北信州では、5月のゴールデンウィークを過ぎたってまだまだワタシのメインフライだったりします。
かと思えば夏の渇水期にもスレた渓魚相手に再び登場するし、晩秋の激シブなコンディションでも際どいシーンでユスリカアダルトに救われた経験が何度もあります。



フライが小さいからといっても、やはりバランスよくタイイングしないとミッジには生命感が宿りません。ちっちゃけりゃいいってもんじゃないのがミッジングの面白くもありムズカしいところでもあります。
リアリティーを追求してCDCのファイバーでレッグなどを模してみたこともありましたが、結局たどり着いたのはこんなシンプルなスタイルでした。水面上で浮かべた状態だとか水中から見上げたシルエットなんかを想像すると、パーツなどのマテリアルが多いほどミッジの「美味しさ」が失われちゃうような気がするんですよね。
せっかく巻きためたワタシのミッジも、登場機会が訪れるのはやはり来シーズンかなぁ。小さなライズフォームでCDCユスリカアダルトが渓魚の口に吸い込まれる・・あぁ、釣りバカ妄想が膨らんできましたわ~(笑)。

フック : MARUTO c47 #18~22
ボディー: グースクイルバイオット
ソラックス: 各種ダビング材(ペールモーニングダンなど)
CDC: タン

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我が家の旧式デスクトップパソコンの調子がすこぶる悪く、観念してOSの再インストールを敢行(汗)!・・しかしWindowsの再インストールなんて何年もやらなかったから、手順なんてすっかり忘れていて・・(激汗)。
でもなんとか無事にPCが復帰。ついでにメモリーも増設して、以前よりも快適に動作するようになりました。ワタシの場合パソコンは趣味で使っている程度なので、まだまだこのPCにはがんばってもらいましょう。



だけどそもそも古いPC本体だしOSはWin XPだし・・先日Windows 8が発売ってニュースがやってたな。ワタシなんてすっかり「浦島太郎状態」なのだなぁ・・(苦笑)。  


2012年09月11日

巻くべし、巻くべし、巻くべし!

こちら信州の渓流FFシーズンも残り僅かです。できればあと1~2回くらいは渓に立ちたいけどね・・ん?うげげ~っ?!気が付けばフライボックスには手持ちのフライが全然ないじゃないのよ~(;_:)
・・こりゃ渓に出撃どころじゃないぜ・・ならばなら、巻くべし、巻くべし、巻くべし!

 ↓ 今シーズンも何尾もの渓魚たちとの出会いをもたらしてくれた#12ソラックスダン


フック : MARUTO d04 #14~10
ウィング : CDC(ダークタン&ナチュラルタン)
ボディー : ストリップドグースクイル(オリジナルダイド オレンジ)
テール: エルクホック(ナチュラル)
ソラックス : フライライト(ダークブラウン)
ハックル : ブラウン

コイツにネイティブイワナがガバッ!と襲い掛かって!!・・なんて妄想が夜な夜な暴走しているワタシです(笑)。



と言うことで久々の一気巻き・・(汗)!!とりあえずフライボックスを充填しましたっす(汗)。
8月の上旬以来、ワタシは残暑に負けてタイイングもすっかりサボっていたからなぁ~。
でも実際は・・これだけ巻いたって、使うのはほんの2~3本かもしれないけどね・・(苦笑)。

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先日は娘のお誕生会でした。例年だったらデイキャンプや遊園地に出掛けて遊び放題・・ってのが誕生日プレゼントでしたが、さすがにお年頃になった彼女は、お母さんとふたりだけでショップやデパートでのオトナなお買い物を希望。
そりゃそうだよね、ファッションに敏感になる年齢だものね~。大人びたバッグや靴やシャツなんかを購入して自慢げに抱きかかえ、その後待ち合わせたホテルでワタシと息子とオチビたちと合流してランチタイム・・お洒落だね~。



帰宅した夜は自宅でバースデーケーキのろうそくの炎を吹き消して・・伴奏していた酔っ払いoko父さんが妙にひんしゅくを買っていたような記憶がおぼろげに・・(苦笑)??

ティムコ(TIEMCO) アンビル・アペックスバイス
ティムコ(TIEMCO) アンビル・アペックスバイス

ワタシが愛用しているバイスはコレ!比較的大きなサイズのフックから、極小のミッジフックまで難なくホールドして、何かと使い勝手が良いバイスです。
お値段も手頃でオススメのアイテムですよ~!  


2012年06月05日

ライツロイヤルのメモリー。

バイスにフライフックを挟み、ふとタイイングマテリアルが詰まった引き出しを開けると、様々なフェザー類などが目に飛び込んできます。それらマテリアルの組み合わせで、季節ごとに巻きたいフライのイメージが浮かびます。
最近は夏向けのフライを、時間があるときにコツコツとタイイングしています。するとそれらのフライで釣りをしたシーンが次々と思い出されますなぁ・・
・・釣れなかったりバラしたりした悔しいシーンも数多く思い起こされますが・・(苦笑)。



CDCライツロイヤル・・渓流フライフィッシングを学び始めた頃、EHCとともにワタシにとっての主力フライでした。
当時ワタシは東京在住で、渓流釣りといえば5月と8月の年2回、職場の仲間と東北 岩手に釣行するのが恒例でした。まったくのフライ初心者であった釣れない釣りバカoko-rocks を,優しく受け入れてくれるような懐が深い岩手の渓谷には、ホントに心が癒されたものです。

フックサイズを#18~#10まで、ライツロイヤル一色でフライボックスを埋めて出撃したこともありました。心優しい岩手のヤマメやイワナたちは、そんなワンパターンのフライでも十分にワタシと遊んでくれました。
ある年の8月の渇水期での激シブな渓でのひとコマ。三陸海岸に程近い小渓流で、渓魚が流下するアブや赤トンボの死骸にライズした直後のヒットシーン。
次々とフライを見切ってくれたヤマメを、#10ライツロイヤルで仕留めたのは思いで深い釣りでした。




昔々、カナダのブリティッシュコロンビア州で釣り&キャンプしたときも、ライツロイヤルがヒットフライになったことがありました。
テントの中で明け方に目覚めてしまい寝袋から這い出すと、湖面で無数のブラックカディスが乱舞して、トラウトたちが狂ったようにライズを繰り返しています。
慌ててフライタックルを準備して、とりあえずサイズやシルエットが似たフライを・・と思い#14ライツロイヤルを結びキャストします。
するとサイズ的にはそれほどではありませんでしたが、銀ピカに輝くネイティブトラウトが次々に連続ヒット!
30分ほどのライズハンティングを味わうと、いつの間にかカディスの姿は消え去り、パッタリとライズも止み終日湖面は沈黙しました。



ワタシにとって「これでなくちゃ釣れない」・・と言ったフライではないけれど、「不思議と最後にこれで釣れちゃう」・・という思い出や思い入れが注入されるライツロイヤル。
今シーズンもフライボックスの中で出番を待ちます・・。

フック : MARUTO c41SE #16~12
ウィング : CDC(ナチュラルタン)
ボディー : ピーコック
バンド: グースクイル(オリジナルダイド / オレンジ)
ソラックス : アイスダブ ピーコック
ハックル : ブラウン

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先日はオチビの日曜参観日でした。初夏を思わせる陽気に子供たちの笑顔が弾けていましたよ~。
雷雨が去った夜には今シーズン初花火遊び。子供と花火って似合いますよね。いよいよ夏の足音が近づいてきました。




参観日の親子競技の玉入れで、紅白の玉を投げるワタシのフォームがフライキャスティングとどこか似てしまうのは何故なんだろう・・(笑)。

そのイメージを持って(?)キャス練がてら渓へお散歩釣行45分・・#3バンブーロッドにWF-4Fラインを通してお試しするとけっこうイイカンジ ♪
30分ほど釣り上がり、1尾バラシ、1尾スプークで、最後になんとかチビッ子イワナを1尾キャッチ・・(汗)。大型の水棲昆虫も出てきて雰囲気もいいのですが、残念タイムアップで美味しそうなポイントは攻められず。時間が足りないっす・・(苦笑)。
フライは#16ピーコックパラシュート・・えっ?ライツロイヤルはどうしたんだって?
入れておいたフライボックスごと、持って行くの忘れました~ん(笑)。  


2012年05月21日

エルクへアカディス出動せず。

ここ最近ヒマを見つけてはコツコツと巻きためたフライ・・#12 エルクへアカディス・・麗しの渓が目覚めた時に炸裂するフライ・・。
一本、また一本とタイイングするたびに、釣りバカの妄想は膨らむ・・。
ネイティブイワナが大きな口をあんぐりと開けてEHCを飲み込むシーン・・。
新緑の渓谷で水面を転がるようにドリフトするEHCに襲い掛かる妖艶ヤマメ・・。



北信州ドライフライフィッシングのベストシーズンを目前にして、巻いても巻いてもフライのストックが足りないような気がしてしまうのは何故だろう・・(笑)?
ワタシのお気に入りEHCレシピはボディーにピーコック、ウィングはナチュラルカラーのエルク、アクセントでテールに赤いフロスやスレッドをチラりと巻いて、フックサイズは#12と#10だけ・・。
さぁ子供たちよ、oko父さんと釣りに出撃だぜぇ~!



・・がしかし、とか言いながら釣りに出動したのはエルクへアカディスではなくどういうわけか鮒釣りの練り餌なのでした~(笑)。
実はoko父さんが子供の頃から慣れ親しんだ、練り餌で鮒やオイカワを狙おうというもくろみだったのです。
「お父さんはフライだけじゃなくて、他にも釣りが出来るんだぜ。」
・・と自慢げに、幼少の頃のワタシのHRであった清流に出掛けてみれば・・
川の流れが変わっているし、ポイントも消失している・・そりゃそうだろう、あれから数十年の歳月が流れているからなぁ・・(苦笑)。



と言うことで、ポイント探しに奔走してなんとか釣り糸を垂らせる場所に到着したけど、周囲にはブラックバスを狙うアングラーが等間隔に並ぶフィールド・・。
子連れでキャーキャー遊ぶムードでもないな(汗)。しかも小魚の気配なんか微塵もないし・・あっさりと撃沈で終了の巻なのでした(笑)。

そんなこんなでテンションが下がるoko家釣り部隊を、家内が超ロング茎タンポポ探し遊びで盛り上げてくれました・・感謝。
よほど栄養状態が良い環境なのか、里では見られないような丈のタンポポが群生していて、思わずメジャーで計測する子供たち。



たっぷり遊んだ後はバーベキューでたらふくカルビとビールをいただきました。わが家のオヤジ犬ビー助も便乗して焼肉を頂戴しますが、
ビー助 「熱ちちちち・・オレって猫舌なんっスよ~(汗)。」
oko家一家 「犬舌じゃないの~(笑)?」

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今日の朝は金環日食でしたね。幸いこちらの地方は晴天に恵まれ、素敵な天体ショーが楽しめました。



日食が進みやや暗くなると、朝の小鳥達のさえずりが止みギャーギャーと野鳥達の鳴き声が静寂の町に響く。
不思議な感覚の太陽光が山々を照らし、肉眼でも金のリングが確認できましたよ~。  


2012年03月11日

春フライをようやく巻きはじめる。

何気なく春用のフライボックスを開けると、去年・一昨年どころか、いつ巻いたのか記憶にないような貧相なフライしか残っていませんでした・・(汗)。
こちら信州ではまだまだ渓は真冬です。ドライフライ・・ミッジですら出番は当分先とは言え、そろそろ巻きはじめないとイケマセンなぁ・・。
気が付けば今年になってからはロッドビルディングにばかり時間を割いてきて、完全にフライタイイングをサボっていたワタシです・・(苦笑)。



・・と言うことで、まずは早春に出番が多いであろうフライたちをいくつか巻きました。
いずれもフックサイズは#18の、CDCイマージャー、スパークリングピューパ、クリップルダン・・などなど。
水棲昆虫がハッチするシーンを思い浮かべながら、魅惑のライズリングを妄想しながらタイイングするワタシです(笑)。



いずれはフックサイズ#16前後のドライフライもたくさん巻かなくてはななぁ・・。
まだまだ小春日和と真冬の天候が交互に訪れるのが、こちらの地方の毎年のお決まりです。それでも今日は天気が良かったので日中子供たちと近所の川原で遊んでいたら、#18くらいの黒っぽいカワゲラらしき虫が飛翔を始めました。

ちいさな生き物たちも徐々に目覚め始める季節なのかな。でも数時間後・・たちまち空は黒い雲で覆われて、またまた降雪となりました・・。
まだまだ凍えるような寒い日々が続きそうです。地道にフライを巻き巻きしましょうかねぇ~。  


2012年01月08日

春を待つイエローサリー。

ここのところすっかり怠けていたタイイングを再開しよう・・まるで冬休みの書初めの宿題をサボっていた子供のような気分だな・・(苦笑)。

この時期は渓流解禁に向けてミッジやビーズヘッドニンフなどを巻くことが多いワタシですが、久々にバイスに向かいデスクに座ると・・ミッジフックや極小のゴールドビーズがやたらとちっちゃく感じてしまう・・(汗)。
まずはレギュラーサイズの#16~#14位のフライをタイイングすることにしようかな(笑)。

自分の過去のブログ釣行記事などを読み返しているうちに、想いは一気に盛期の渓に飛んでしまうワタシです。
現実の信州はどこまでも真冬の銀世界が広がっているが、釣りバカ妄想の世界では新緑の麗しき渓に佇むワタシ・・(笑)。



盛春の太陽に照らされた暖かな水面を、バタバタともがくように流れてゆくミドリカワゲラ・・それをイミテーションさせたつもりの#16イエローサリー。
ちょっと個人的に思い入れが強いお気に入りフライです。

↓ 数年前のお散歩釣行で、ミドリカワゲラを模したCDCフライに飛び出したイワナ。
リリース時に上流から流れてきたイエローサリーがイワナの顔に偶然漂着しました。



一般的には春頃のフライ・・といったイメージがあるかもしれませんが、ワタシが気に入っている奥深い信州の渓では盛春~初夏に活躍するようなフライです。
雪国の渓の目覚めは遅く、5月下旬にようやく渓魚たちと水棲昆虫が動き出す。そして6月中旬をピークに新緑と初夏のムードが一気に押し寄せるような、急ぎ足で季節が駆け抜けて輝くようなブナの森の渓・・。

今年も何回かは美しき渓に立つことができるだろうか・・美麗なるヤマメやイワナたちと戯れることが出来るのだろうか・・。
春を待つフライ、イエローサリーをタイイングしながら、今シーズンの行方に思いを馳せるワタシなのであった(笑)。

フック : MARUTO c41SE #16~14
ウィング : CDC(ナチュラルダン)
ボディー : クリームバリアント ペールイエローなどの各種ダビング材
ソラックス : ダークタンなどのダビング
ハックル&テール : シルバーバジャー

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成人式の記念写真で賑わう写真館で、ちょいと遅れたオチビの七五三写真を撮影してもらいました。
この日を待ちわびていたオチビはメチャメチャゴキゲンで、おすまし顔&キメポーズもバッチリです・・やっぱ女の子なんだなぁ・・(笑)。



念願のド派手ドレスで超カメラ目線・・色鮮やかな着物で艶やか仕草のオチビ・・(苦笑)。
でもちょっぴり緊張の面持ちで、それもまた親バカには可愛らしくて面白い(笑)。わが家の子供たちもスクスクと成長しているなぁと実感したoko夫婦なのでした。  


2011年12月11日

クイルボディーパラシュートのディテール。

パラシュートフライ・・多くのフライフィッシャーが渓流シーズン中にティペットに結ぶ機会が多い、定番フライパターンでしょうね。
ワタシのお気に入りは、テールをV字に振り分けてハックルを薄く巻いたパラダンスタイルのメイフライパターン。なるべく細身のシルエットに仕上げたいので、ボディー材に使うのはクイル類などのマテリアルです。

クイルゴードンのようにフリューを取り除いたストリップドピーコックアイで仕上げたパターンも良いですが、自分としてはちょっと仕上がりが繊細すぎるかな・・(ユスリカなどのミッジパターンはコレを一番多用しますけど)。
やはり程よい質感があるストリップドグースクイルで、ファインワイヤーのフライフックにタイイングするのが一番ワタシ好みだなぁ・・。



クイルボディーパラシュートは、そのディテールにもこだわりたいワタシです。
ストリップドグースはお気に入りのカラーがなければ自分で染めます。ハックルCDCなどのフェザーでもそうでしたが、グースクイルも同じ手法で染めて、自分好みの色合いに仕上るのも楽しいものです。
テール材はナチュラルカラーのエルクホックがいいカンジ。自然な感じで反り返った、程よい張りと毛の先端の模様が雰囲気を醸し出してくれますね~♪



「おお~っ!リブの感じがリアルでいいっスねぇ~!」
・・な~んて渓魚たちが褒めてくれるわけはないけど(笑)、素敵なヤマメやイワナたちに遊んでいただくには、自分なりに納得できるフライで挑むのがワタシの流儀。
水棲昆虫のハッチ・ライズや渓のコンディションに応じてフライをセレクトするのがセオリーですけど、「思い入れ」を注入したフライで釣ることも愉しみのひとつ・・だと思い込んで、冬の夜長にフライを巻き巻きするワタシです(笑)。

フック : MARUTO d04 #16~#10
ウィング : TMCエアロドライウィング 各色
ボディー : ストリップドグースクイル
ソラックス: 各種ダビング材
ハックル : グリズリー シルバーバジャー オリーブ ブラウン など

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勤務の合間に見上げた夜空には、まんまるお月さまが輝いていた。
その後仕事を終えて帰宅した玄関先からふと視線を空に移してみると、まさしく皆既月食の瞬間でした。
冬の夜空はいいな・・天体観測の趣味はないワタシですが、田舎町の澄んだ空気は、いつだって子供みたいに期待するワクワク感に応えてくれる。

・・思わずコンデジRICOH CX4のレンズを向けて撮影してしまうのでした・・(笑)。
それにしても、三脚ナシの手持ち撮影でコレだけ撮れればたいしたものだなぁ・・(※ 画像はトリミングしてあります)。  


2011年11月08日

基本のアダムスパラシュート。

アダムスというフライには不思議な生命感が宿る・・と思うワタシです。
実際にはこんな、グレーボディーでブラウンとグリズリーのまだら模様の羽なり手足なりを持つ水棲昆虫などいないと思いますが、巻いてみるとやはりどこか虫らしく仕上がりますね。

シーズン中の渓では、スタンダード・アダムスそっくりの水棲昆虫が、キラキラと輝く透明な水面を流下するのを目撃しました。
その曖昧な色調・シルエットは、時にはある状態のメイフライなどをとても上手く表現しているんだな・・と感心した覚えがあります。



秋の夜長に巻いたのはパラシュートタイプのアダムス。過去にアダムスのタイイングに苦戦したワタシが行き着いたのは、オリジナルとは少々マテリアルのレシピが違うアダムス。
だけれどもやはり、巻けば巻くほどにアダムスが持つ潜在能力を思い知る・・基本中のキホン的なフライなんだなぁ・・と。

古典的なフライってのは永遠にトラウトたちを魅了する実力があるんだろうな。時々巻いてみると、タイイングの楽しさとベーシックな技術をあらためて教えてもらえますね



ウィングポストの取り付け位置バランスやハックルサイズの選択・・スレッドに縒り付けるダビング材の程よいボリューム感で、ボディーシルエット&プロポーションをよりセクシーに仕上げる術・・etc。
パラシュートフライの基本的なタイイングエッセンスが凝縮された、パイロットフライの傑作のひとつなのですね。

フック : MARUTO d04 #10~18
ポスト : エアロドライウィング(タン)
ボディー : 各種ダビング(アダムスグレー)
ハックル: ブラウン&グリズリー
テール: コック・デ・レオン

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休日にいくつかの高速道路を経由して、信州から東京・横浜方面にクルージング。可愛い赤ちゃんのお宅に家族で日帰り突撃訪問!
・・が、到着するとウチのオチビの七五三祝いのケーキが用意されていて嬉しい逆サプライズ!



赤ん坊と比較してみれば、わが家のちびっ子たちも、気が付けばそれぞれがそれなりのお兄ちゃんお姉ちゃんに成長したってものです。
子供たちは御馳走をたらふくいただいて、た~くさん遊んで満喫、帰り道には車内で早々に撃沈・・zzz・・無邪気な姿を微笑ましく思う親バカoko夫妻であった(笑)。

そして夜の首都高でカーオーディオが奏でる懐メロROCK&POPSに耳を傾けながら、高層ビル群を縫うように疾走する情景を何だか懐かしく感じる。
妙に感傷的な気分になってしまったのは、ワタシもずいぶんと年齢を重ねたという証なのだろうか(苦笑)。
「近所で熊出没!」な~んて超ローカルな日常で生活していると、時々は人が溢れるような大都会のムードや刺激を味わうのも悪くはないな、と思うoko夫妻であった・・(笑)。  


2011年10月23日

ラストチャンス・クリップルに憧れて。

クリップル・ダンというフライパターンを知ったのはいつのことだったか・・
・・当時まだエルクへアカディスやパラシュートくらいしかタイイングできなかったワタシには、「何だかややこしい形状のフライなんだな・・」と言うのが正直なところでした。

「サーフェイスフィルムに絡み、斜め45度で半沈み・・抜け殻を引きずり、羽化途中の状態や失敗した個体を演出するフライ・・etc」
フライパターンブックや雑誌のフライ記事などで幾度となく紹介されてきて、今やそのポテンシャルは多くのフライフィッシャーが認めるところですね。

でも正直なところ「そこまでサカナに媚びなくちゃ、気むずかしいトラウトたちは釣れないのか・・フライフィッシングは奥が深いなぁ・・」と、悩める釣れないフライマンoko-rocksを、ますます悩ませたフライの一つでもありましたな・・ハイ・・(汗)。



 ↑ フライフィッシングの聖地ヘンリーズフォークの有名ポイント「ラストチャンス」にちなんで名付けられたという#16 ラストチャンス・クリップル
オリジナルとはマテリアルなどのレシピが若干違いますが、ワタシ的ラストチャンスクリップルはこんなカンジ。
本当はTMC100などのスタンダードフックに巻いたほうがバランスが良いんだけど、どうしてもMARUTO d04 というちょっぴりワイドゲイブ&極細ファインワイヤーのバーブレスフックがワタシの好みなので、見た目がやや寸詰まりになってます。

それにしても、なんともカッコいいネーミングじゃないですか!「最後のチャンスに祈りを込めて賭けるフライ!」みたいで。ワタシの釣りバカ魂をグワングワンと揺さぶりますね~(笑)。



 ↑ こちらは小さめサイズのフックにタイイングした#18 コカゲロウクリップル。シャックにはキンキー(縮れた)ズィーロンをあしらって繊細さを強調。
シンセティックマテリアルって侮ってはイケナイな・・ほんの少量付けただけなのに、とてもキラキラと艶かしくアピールしますね。

夜な夜な家族に隠れてフライをコップの水に浮かべてテストしちゃったりなんかして(笑)。
・・でも今そこで笑っているアナタ!実はワタシと同じようなことしている方もけっこういるんじゃないですかね~(笑)・・図星でしょ?!



ワタシにとってフライとは思い入れたっぷりのアイテムです。そしてラストチャンス・クリップル・・自分にとって「カッコいいフライ」のひとつでもり、憧れのフライパターンです。

いつかワタシも自分でタイイングしたフライに、「悪あがき淵クリップル」だとか「撃沈の谷のイマージャー」だとか・・好き勝手な思い込みを注入してネーミングするような、イカれたフライフィッシャーになるんだろうな・・って言うか、もうなっていますけどネ・・(苦笑)。

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フック : MARUTO d04 #16~20
ウィング : CDC(タン)
ボディー : ストリップドグースクイル(ブラウン、オリーブ、クリームホワイトなど)
ハックル: シルバーバジャー、グリズリー、ブラウン
ソラックス: フライライト、ファインダブなど(PMD、クリームバリアント)
テール&シャック: シールスファー&コック・デ・レオン(ラストチャンス・クリップル)
            キンキーズィーロン(コカゲロウ・クリップル)  


2011年04月22日

撃沈つづき・・。

雪解け状況を偵察にHRの渓をお散歩。しかし先日の降雨とユキシロで水量は超ガンガンで低水温、期待した水棲昆虫のハッチは極小ユスリカなどがほんのわずか・・(汗)。
ミッジでもニンフでも、ここぞ!のポイントでもすべて不発(泣)。予想通りとはいえ、毎年この時期ワタシのの恒例となっている「撃沈」で終わってしまいました(苦笑)。

遡行するとボス猿らしい貫禄あるオスが、めんどくさそうに木から下りてきた。群れのために見張りでもしていたのでしょう。
「なんだオメェ?!釣りかよ。今日は釣れぇぞ。とっとと帰んな。」
・・そう言いたげな顔でしげしげとこちらの様子を伺う。それでも気にせずフライロッドを振るワタシ。
「ありゃ釣りバカだわ。相手にしておれんわ・・。」
と、オス猿は呆れ顔でやぶの中にゆっくりと消えて行きました。



釣りをあきらめポイントを観察していると、崖の上から猿の群れがワタシを見下ろす。
「見ろよ!アイツ釣れねえんだぜ(笑)。ヘタクソなんだろうな。へっへっへ(笑)!」
・・この写真の猿はぜったい仲間たちにそう話していたと思います(苦笑)。

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まだ早いんだって・・と、わかっちゃいるけどジムニーを走らせついつい地元河川の様子を見に行ってしまうワタシです(笑)。
ここは素直に、うまくすればGW明け頃にようやく目覚めてくれるかもしれない、地元渓魚たちのお気に入りフライでもタイイングして準備したほうが良さそうです・・。



アダムス、エルクへアカディス、パラシュートダン・・などなど・・。
盛春の渓に想いを馳せてフライを巻く。あぁ・・ドライフライでパシッ!とヤマメちゃんなんかを釣りたいな・・(笑)。  
タグ :撃沈


2011年02月28日

タイイングスペース。

家族のライフスタイルの変化や子供たちの成長を感じ、ちょいとリビングなどの模様替えをしました。気分もリフレッシュして春を迎えることにしよう!
そして家内がDIYでテーブルを加工してくれたので、ワタシも便乗してタイイングスペースを作ってもらいました←日曜大工ってフツー男の仕事じゃねぇのか?・・な~んてツッコミはなしですよ~(笑)。

今までは食卓テーブルの端っこで肩身が狭い思いをしながらフライを巻いていたワタシでしたが、これで遠慮なくタイイングに挑めます(苦笑)。
タイイングの度にいちいち棚や納戸からバイスを出し入れする必要もなくなったし、引き出しや収納スペースも活用できるので作用効率アップ!
あとはもう、た~くさんフライを巻いて釣りに行くだけです(笑)。



↑ 実際には写真よりもスペースはず~っと広いですよ~♪

それにしても、専用のデスクに向かうと、やはり集中してフライタイイングに専念できるものだなぁと感じました。まぁ細かい作業ってのはなんでもそういうものなんだろうが・・。
でもいずれはまたマテリアルやツール小物などがごちゃごちゃと散乱して、ふたたび家族からひんしゅくを買うことになるのだろうか・・(苦笑)。

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暖かな日はやはり外遊びに出撃。寒さが緩むとついつい子供たちとカラダを動かしたくなります。
でも実際はオヤジ化して鈍ったワタシの身体は動きが悪く(苦笑)、軽快にバランスよく遊ぶ子供たちにはかなわないのでした(笑)。

さ~て、そろそろ春の気配が恋しいぞ。雪解けはまだか~!渓魚たちが目覚めるのはいつなのだ~!  


2011年02月22日

スレッドたち。

お気に入りカラーのスレッドを使い切ってしまったので、久々にスレッドをいくつか購入しました。
Danville's 6/0 200yds(wax) やっぱコイツがいちばんワタシ好みのスレッドです。十数年前にフライタイイングを始めた頃に、最初にショップで購入して使ったのもダンビルだったな・・(懐)。
以来メーカーは忘れましたがミッジ専用スレッドも使ったり、ディアヘアをフレアさせたり大き目のエルクへアカディスを巻くときにはUni-Thread 6/0も使っていますが、気がつけば今ではDanville's の各色が揃っています。



各スレッドもそれぞれ特性があり面白いものです。極細でもまったく伸びが無くタイトに巻けるものや、逆に程よいテンションを掛けられる伸びのあるもの。
仕上がりがほっそりと綺麗に巻けるものと、トラウトたちのアタックに負けないよう強靭に巻けるもの・・。

フライタイイングのマテリアルやツールもあれこれありますが、基本となるスレッドってのもこだわってみるとその奥深さを垣間見れるようですね。
そりゃそうと、200ydsものスレッドを使い切るって、いったいいくつのフライを巻いたのだろう・・。
無駄に長い自分のフライキャリアを痛感します・・(苦笑)。

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好天に誘われてこの時期気になる川を偵察。しかし・・無残な河川改修(改悪?)により、川はズタズタになっていました(泣)。
もともと雑魚すらの魚影も薄く釣り場的な魅力は乏しい場所なのですが、水が淀みゴミや空き缶が沈む、まったく生命感の無い流れに成り果てていた・・残念です。



それでもジムニーの車内から、窓越しに変更グラスでゆるやかな流れにライズを探してしまうワタシ・・やはりどこまでも釣りバカなのですな・・(笑)。  


2011年02月13日

そろそろ準備を・・。

いよいよ今週にはこちらも一部河川が解禁。あと半月もすれば続々と各地の渓から皆さんの解禁を祝う雄叫びが聞こえてくるのだろうか。
ワタシが雪深い信州の渓に出撃するのはまだまだ先のことになりそうですが、それでもそろそろ準備しなくてはな・・。



まずはフライでも巻くか。解禁当初はどうしても「見えやすいフライ」を選択しがちなワタシですが、こんなミッジピューパも面白いかな・・ぜ~んぜん見えませんけど(苦笑)。
渓流釣り開幕を直前にしてやや妄想が膨らみ過ぎているワタシですが、一本一本タイイングするフライには思い入れが注入されます(笑)。
今シーズンも仕事から帰宅した深夜にフライをこつこつと巻くだろうなぁ。眠い目をこすりながらも、この歳にして年々タイイングも面白くなってきました。

釣具店に立ち寄ったので、消耗品でも買い揃えるか。昨シーズンから使いはじめたフロロカーボンハリスには、その高耐衝撃・磨耗性能や結節強度にずいぶんと助けられたなぁ。
以前はシーズンに何度も「痛恨のラインブレイク(泣)」を味わうのが当たり前なワタシでしたが、気がつけば激減・・っていうか、ほとんどなかったと思います・・っていうか、そんなに大物が釣れなかったとも言えます(笑)。

フロロは硬いとかアワセ切れするとか聞いていましたが、個人的にはそんな不安もなく使えましたし、ワンランク細くしても心配ないので、真夏の渇水期以降は0.3号(8X相当?)がワタシの標準ティペットになりました。
今シーズンもフロロの強さに頼ろう・・でもその前にもっとワタシのウデを上げなくては(汗)。



その他にもマテリアルやグッズをあれこれ物色。そして一番のお目当てはコレ・・HRの入漁年券ですな。
雪に埋もれているHRにはおそらく一ヶ月以上先まで足を向けることはないと思いますが、それでもいつ何時キャス練や偵察と称して出撃するかもしれません(笑)。
今シーズンも可愛い渓魚さまたちと、た~くさん戯れたいぞ・・ワタシのフライを気に入ってくれればの話ですけどね(笑)。  


2011年01月24日

2011年バージョンフライ?

毎年今頃の季節になると同じようなブログネタばかりのワタシです(苦笑)。冬の夜長はフライタイイング・・以前はタイイングが苦手だったフライパターンも、最近ではけっこうスッキリと巻けるようになったものもあります。キャス練もそうだけど、フライもやはり「巻くべし!巻くべし!」・・なんだなぁ、と実感します。

昨シーズン使われずフライボックスのなかに残っていたフライと、ここ最近タイイングしたフライたちを比べると、どこか微妙な違いがあります・・もちろん超個人的な印象ですが・・。
スタンダードなフライも仕上がりなどのシルエットやバランスが年々変化している気がするし、個人的に実績がある自称オリジナルフライなども、使用マテリアルがナチュラル素材からシンセティックのものに代わったり、またその逆もあります。



昨年の渓流シーズン通してワタシのメインフライとして活躍した、CDCカディスの2011年バージョンです←そんなエラそうに語るほどのものでもないがな(笑)。
コイツにもシンセティックのアンダーウィングを試しに巻いてみたら、けっこういい感じになりました。思わず水を入れたコップに浮かべてみると・・おおっ!とてもナチュラルでリアルな質感です。
「でも・・こんな夜中にこっそりとなにやってるんだろう、俺??」
と我に返り、水面を見上げる水底に潜むトラウトになりきりコップに浮かぶフライを見つめている自分の姿に気付き、今年もすでにワタシの釣りバカ魂は燃焼しているぞ!・・と苦笑するのであった(笑)。

これらのバージョンアップしたフライたちが本当に性能UPしているのかどうかは、シーズンが開幕して渓魚たちに答えを聞いてみなくてはわからない。ものすごくトラウトたちを魅了してくれるかもしれないし、まったくの釣りバカの思い込みかもしれない(笑)。
でも断言できるのは・・そんな想いを馳せてタイイングすることは楽しいぞ!と言うことですね(笑)。今年も2011年バージョンフライも含め、たくさんフライをタイイングすることにしようかな!

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娘と一緒にスキーを楽しみました。近年はいつもオチビさんたちのソリを引いたり、子供のスキー補助役ばかりのoko父さんでしたが、この日は二人だけでの出撃。
併走する娘をデジカメで動画撮影したり、合間を見てワタシもちょいとばかり自分の滑りをしてスキーを楽しめました。




厳冬の信州で遊ぶには、ゲレンデで汗をするのも楽し。帰宅して冷えた缶ビールをグビグビと飲み干せば、今日も一日楽しかったぜ!と、所詮酔っ払いなoko親父でしたとさ(笑)。  


2011年01月12日

春を待つフライたち。

昨年末は思いのほかこちらの里は穏やかな気候で、この時期としては珍しくキャス練なんかできちゃうような陽気も何度かありました。でもでも・・ね・・。
正月があけて寒気が来訪し、ひとたび空から白い雪が近くの山々に舞い降りると・・やっぱ信州は冷えるっすよ~。寒がりで軟弱なワタシなどフライロッドを振る気にもなりましぇ~ん(苦笑)。途端にフライフィッシング的には冬ごもりモードです(笑)。

・・ということで、冬の夜長はフライタイイング。今年も春を待つフライを巻くことにしよう。
ひとつひとつタイイングしたフライを浮かべるイメージをするのは、春うららのあの渓やこの渓の風景。麗しき渓魚たちが遅い信州の春の訪れの気配にようやく目覚める頃。
繊細でやわらかなドライフライが水面を漂う・・気早なヤマメたちはこのフライを見つけてくれるだろうか?のんびり屋さんのイワナはもっさりとこのフライを咥えてくれるだろうか?
・・そんな妄想にふけりながら、こつこつと思い入れたっぷりのお気に入りフライをタイイングするのでした。



古びたリーガルバイスよ、いつも頑張ってくれてありがとう!でも、そろそろミッジサイズのフックが挟み難くなってきたね(苦笑)。いよいよジョー先端の傷みもひどくなってきたので、地道にまたまた修復作業しなくちゃな・・。

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寒さにメゲて釣りのモチベーションは上がらないワタシですが、代わりに休日は子供たちとのスキーやソリ遊びのテンションがやや上昇中なoko父さんなのです(笑)。
チビッコたちの成長とともに、我が家も徐々にスノーレジャーを楽しめるようになってきました。こうなると子供たちの無邪気な笑顔を見たくて、ついつい一緒にはしゃいでしまう親バカoko夫妻なのであった(笑)。



子供たちのスキーのちょっとした上達が微笑ましい。年々退化しているように感じる自分の身体能力に焦りを感じながらも(苦笑)、家族一緒にウィンタースポーツを楽しめる幅が徐々に広がる喜びを感じます。
吹雪くゲレンデで汗をしながら、季節限定のお楽しみを満喫するような信州ならではの冬をすごしましょうかねぇ~!  


2010年03月17日

キャス練にすらならず・・。

 【徒然通信社】 徒然通信のflytimes記者は17日、oko-rocks氏(4*歳)が15日の午後ようやく今シーズン初のフライロッド振り振りに近所の河川へ出掛けていた事を明らかにした。しかし当日は折からの強風にあおられキャスティングがままならず、更に葦枯れのボサにフライを度々引っ掛けてばかりのoko氏は早々に集中力が欠如。実質約90分ほど可能だったキャス練をあきらめ無残にも撤退した。現場に滞在した計測トータルタイムはわずか27分38秒にとどまった。
 その晩同氏はキャス練にすらならなかった不完全燃焼な思いを払い除けるかのように、深夜黙々とフライをタイイングしていたという。

 oko-rocks氏(以下oko氏)はホーム漁協管轄河川の年券を例年通り2月早々に購入しているが出撃機会がなく悶々としていた。この日も前日からの天候の変化に伴う強風の発生を知っていながらあえて現場に向かった。この事に関しoko氏は「知人のフライフィッシャーやブロガーの釣行レポが羨ましかった。どこでもいいからとにかく自分もせめてフライロッドをフリフリしたかった」などと供述しているという。
 当局の調べによるとoko氏のホーム渓流はまだ残雪が多くお散歩には不向きで、今回キャス練に選んだ現場はその河川の最下流域だった。「もしかしたらウグイくらい釣れちゃうかも」とスケベ心を出したのが敗因だったとの見方もされており、「マジメに近所の空き地でキャス練すべきだったのでは」「キャス練のくせにティペットの先に#18前後のフライを結んで邪念だらけだったのでは」などoko氏の軽率な行動への疑問視がされている。

 さらに一部関係者からは「たとえ短時間でも釣り場でフライロッドを振った以上この結果は撃沈であり、キャス練に出掛けたと言うoko氏の答弁は負け惜しみに過ぎない」「いっそのこと家族に土下座してでも本格釣行の実現をお願いしたほうが良いのでは」などの批判が絶えないという。
 そして帰宅して子供たちから「oko父さんは本当に釣りに行ったの~?」「どこか怪しい場所で違うお遊びをしてきたんじゃないの~?」などの質問を矢継ぎ早に突きつけられたoko氏は妙に動揺を隠せない様子だったという。
< 関連記事 2010年2月 2010年3月 >




▴ 写真上 この春の主力フライとしてoko氏がテストとマイナーチェンジを繰り返している各種ドライフライ。浮力やドリフト性能に良い感触を得たのがこの日唯一の救いだと同氏は語っていたが、それも負け惜しみや気休め程度であると推測される。フックサイズは#20~16。 
▴ 写真左下 現場となった河川。魚影も薄く過去にもoko氏はこの川で魚を釣ったことはないが、釣れないのは腕のせいであるのは紛れもない事実。 ◥ 写真右下 前日子供の誕生日にoko氏の妻が作製したバースデーケーキ。ステンドグラスのような手法でゲームキャラクターのチョコレートが作られている。キャス練すら出来なかった虚しさをとても癒してくれた甘さだったという。